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今日もいつもどおり朝早く大広間ヘいって、ママレード・トーストを食べた。
朝食を食べ終え校内をうろついていると、中庭からカシャカシャというカメラの音が聞こえてきた。
グリフィンドールがクィディッチの練習をしている。カメラを持っている子は恐らく新入生だろう。
ハリーが去年、百年ぶりの最年少シーカーに選ばれたというのは噂で聞いていたが、どうやら本当だったようでAは感心した。
Aはとっとと離れようとしたが、見慣れたグリーンのローブを着た数人の生徒が競技場に入ってきて、思わずさっと柱の影に隠れた。
競技場の予約で両チームが揉めている。そしてなんと、スリザリンの新しいシーカーにマルフォイが選ばれたようだ。
席に座っていたロンとハーマイオニーも様子を見にこちらへ向かってきた。
マルフォイは、父親が買ったという最新型の箒を自慢気にロンに見せびらかしていた。
「少なくとも、グリフィンドールの選手は、誰一人としてお金で選ばれたりしてないわ。こっちは純粋に才能で選手になったのよ」
きっぱりというハーマイオニーに、マルフォイは顔を歪めた。
「生まれそこないの『穢れた血』め」
とたんに轟々と声が上がり、双子はマルフォイに飛びかかろうとした。
そしてロンが叫びマルフォイに杖を向けたが、魔法が逆噴射し、ロンに当たってしまった。ロンの口からナメクジが飛び出した。
Aは柱の影から「うわあ」と声を漏らした。
「そんなところで何をしているんだ、ケイオス？」
マルフォイがそうAに声をかけ、その場の視線がこちらへと向いた。Aはおとなしく柱の影から出た。
双子は驚いた目をこちらに向けた。
ハリーとハーマイオニーは一瞬こちらを見たが、ロンを抱えてどこかへ行ってしまった。
「偶然通りかかっただけよ」
「
スリザリンの上級生の誰かがいった。
その言葉にスリザリンチームからは笑い声が起こり、グリフィンドールチームの空気はまたピリついた。
「穢た血や血を裏切る者と仲良くやってるようじゃないか」
「お陰様でね。あなたとは違って」
Aは鼻で笑いながらピシャリと言い返した。だが、Aの声は僅かにうわずっていた。
「私今、あんた達にすごくムカついてる」
Aはまた、マルフォイに華麗なパンチをお見舞いした。
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yuu(プロフ) - ハリーオチも見てみたいって思ってしまいます🥺 (1月28日 21時) (
レス) @page18 id: 2fc2dde4c4 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむねむね(プロフ) - さくらねこさん» コメントありがとうございます！更新を楽しみにしてくださる方がいるとわかって、すごくやる気が湧いてきました！こちらこそ、今後もぜひよろしくお願いします！❤︎ (2023年3月11日 21時) (レス) id: f136dcc095 (このIDを非表示/違反報告)
さくらねこ(プロフ) - 最近は、この作品が投稿されるのが待ち遠しい日々です。更新楽しみにしています！ (2023年3月11日 19時) (レス) id: 3e43640b9a (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむねむね(プロフ) - ちぢぶさん» コメントありがとうございます！自分で書いていてわかりにくくないか不安だったのでそう言っていただけてすごく嬉しいです！✧私も主人公ちゃんの性格大好きなのでもっとたくさん魅力を引き出せていけたらなと思います！こちらこそ、これからもよろしくお願いします！ (2023年3月8日 15時) (レス) id: f136dcc095 (このIDを非表示/違反報告)
ちぢぶ(プロフ) - コメント失礼します！情景がすっと思い浮かんでくるような描写の仕方やキャラ達の個性が引き立つセリフの言い回しがとっても好きです...！主人公ちゃんのキャラクターも素敵で、キャラ同士の絡みも読んでてワクワクしました...！これからも応援しています！ (2023年3月7日 17時) (レス) @page27 id: a1d11d1f69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねむねむねむね | 作成日時：2023年2月21日 12時
