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アシスタント42 ページ44

神様への挨拶を終わらすと、乱数はまだ女の子たちと話していた。

いつの間にか人数が八人に増えている。


ちょっと離れたところに、誰かの彼氏らしき男がいるけど……あれは放っておいても良いのかな。


もしデートなら邪魔するのも気が引ける。



『乱数、挨拶終わったよ。乱数は良いの?』

「あっそーだった。ボクも神様とちょっぴお話しなきゃね!じゃ、オネーさんまたね〜」



軽やかに手を振る乱数に向けられる視線は、好意的なもの。

続く私に向けられるのは……訝しげ。



「あの。デートですか?」



そんな中話し掛けてきたのは、前髪長めのツリ目の女の子だ。



『デート……いや、旅行だよ』

「デートとは違うんですか。こんなところまで……あなたは乱数ちゃんの何なんですか」



うっ。グイグイ来る子だ。


乱数のファン……なのかな。

それなら色々心配しても仕方ない?

いやでも乱数は別にアイドルとかじゃない……一応、一般人。ちょっと有名なだけで。

なら恋愛したって、ね。


それともこの子、乱数のこと好きなのかな。



『私はただ後輩、みたいなものだよ』

「……そう、ですか。じゃあ、ポッセが見当たらないのは何でですか」

『ポッセ?』



ポッセ……仲間……?

あ。幻太郎さんや帝統のこと?



『あの二人は来てないよ。今日は私たち二人で……来た、んだ』



……あれ。



「仲間はおいて、異性と二人きり……ですか」



女の子は責め立てるように言ったきた。

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設定タグ:ヒプノシスマイク , 飴村乱数   
作品ジャンル:恋愛
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黒羽ひみと(プロフ) - アスカさん» 本当ですね汗。教えていただきありがとうございます!直しておきます。 (2019年10月5日 14時) (レス) id: 451dd01b35 (このIDを非表示/違反報告)
アスカ(プロフ) - すみません。27話から一気に30話になってますよ。 (2019年10月5日 0時) (レス) id: 1b47d3033b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒羽ひみと | 作成日時:2019年8月16日 9時

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