アシスタント３１ ページ33
スマホを取り出した乱数さんを止める。
なんか怖い。
『金欠で困っていたので。それだけですよ』
「いやでも、だからってふつー男泊める？二人きりになる？」
『乱数さんともよく二人きりになってるじゃないですか。だから平気ですよ』
それに、帝統悪い人には見えなかったし。
結局なにごともなく、ことは終わったんだから良いよね。
「あの野良猫は……。すみません、保護者責任として小生が代わりに……あ、夕飯とかどうですか？」
『え、いいんですか？』
「おいおいおい。A？男の部屋はダメだって。も〜！危機感持って！」
『っていうか、幻太郎さんは帝統の保護者なんですね』
「いやそこは嘘です。単純にあなたを我が家に招待してみたいだけで」
いやなんで。
幻太郎さんは薄く微笑むだけで、本心が読めない。
匂いも……ん？
『幻太郎さん、風邪引いてます？もしくは持病持ちとか』
「……はい？」
『あぁ大したことじゃないんですけど、病院の匂いがしたので』
言うと、幻太郎さんは固まった。
あ、これは触れたらいけない話題だったのかもしれない。
さっきここを通り掛かったと言っていたし……。
「幻太郎、Aはね〜鼻が効くんだよ！」
「……へぇ。それは面白い能力だ。ならぜひ、乱数の匂いについて教えてもらいたいね」
乱数さんの？
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黒羽ひみと(プロフ) - アスカさん» 本当ですね汗。教えていただきありがとうございます！直しておきます。 (2019年10月5日 14時) (
レス) id: 451dd01b35 (このIDを非表示/違反報告)
アスカ(プロフ) - すみません。27話から一気に30話になってますよ。 (2019年10月5日 0時) (レス) id: 1b47d3033b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒羽ひみと | 作成日時：2019年8月16日 9時
