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アシスタント13 ページ13

昼下がり、俺と帝統は乱数の事務所に来ていた。

戦うときのチームワークのため、なるべく会って交友を深めるようにしているんだ。


「え?昨日のオネーさん?」

「ええ。夕方頃、こちらから女性が出て来るのを見かけたので」

「乱数んとこに女がいんなんていつもじゃね?気に掛けることか?」

「確かにいつもではありますが……昨日の彼女はこちらで雇われている、と聞いたもので」


乱数の様子を窺えば、特に驚く様子はない。

あくまでもいつも通りだ。


「噂を聞き付けるのが早いねっ。確かにあの子はボクが雇ったオネーさんだよ!」

「マジか。誰かを雇うほど忙しいのかよ」

「うーん、そういうわけじゃなかったんだけど……気分転換かな!」


嘘、では無さそうだ。

乱数は胡散臭くはあるが、嘘を吐いていれば何となく分かる。


彼女を雇ったのは偶然?


___中王区から出してくださったことにも。


……。


「しかし彼女、ここら辺の人には見えませんでしたね」

「確かにね。上手く取り繕ってはいるけど、な〜んか雰囲気違うよね」

「……気にならないんですか?」

「いやいや、だってただの仕事仲間だよ?世間知らずだったから、田舎の出とかだろうし。……なに?幻太郎気になるの?」


これは……。

ってことは、乱数は知らないのか。

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設定タグ:ヒプノシスマイク , 飴村乱数   
作品ジャンル:恋愛
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黒羽ひみと(プロフ) - アスカさん» 本当ですね汗。教えていただきありがとうございます!直しておきます。 (2019年10月5日 14時) (レス) id: 451dd01b35 (このIDを非表示/違反報告)
アスカ(プロフ) - すみません。27話から一気に30話になってますよ。 (2019年10月5日 0時) (レス) id: 1b47d3033b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒羽ひみと | 作成日時:2019年8月16日 9時

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