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アシスタント2 ページ2

フラ〜っと、一つの事務所の前で立ち止まる。


え、何これ。

何でこんなに女の子でいっぱいなの?

しかも目付き怖くない?



……いや、私ただここに仕事しに来ただけだし。

べ、別に殺されたり……しないよね?


うん大丈夫だ。


女の子たちを避けて、事務所のドアの前にまで行った。

そのまま、二回ほどインターホンを鳴らす。


「何、あの人?」

「もしかして今回受かった子かな?」

「まさかあんな普通が?」


ザワりと周りが騒ぎ出す。


えっえ〜これどういう状況なの?


私困惑しかないんだけど……。


「はーいっと……?あっ!」


あれ。この子、確か面接の時にいた。


桃色髪の男の子?は、私の顔を見ると、パァっと目を輝かせて。

周囲の様子に気付くと、サッと私の腕を引っ張った。


ん?

引っ張った?


『うわっ!』


この子意外と力強いよ!?

軽々と持ってかれたよ!?

そんで光の速さでドア閉めたんだけど!?


なに?

この事務所やばい事務所とかなの?

私、女性用の可愛い服を取り扱ってるファッション店って聞いたんだけど……?


いや今は置いておこう。

せっかく受かった仕事だもん。失いたくない。


私は大きく息を吸った。


『こ、こんにちは!今日からアシスタントに入ります!よろしくお願いします!!』


突然頭を下げた私に、男の子は戸惑う様子も見せずニコリと笑った。


「やあやあオネーさん!よろしくね!」

『はい!えっと……』


「ボクは飴村乱数だよっ」


飴村、乱数……?


『えっ!?じゃああなたが私を雇った飴村乱数っさん!?』


子供じゃん!!

思わずそう叫びそうになった。

いやたぶんもう叫んでいた。

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設定タグ:ヒプノシスマイク , 飴村乱数   
作品ジャンル:恋愛
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黒羽ひみと(プロフ) - アスカさん» 本当ですね汗。教えていただきありがとうございます!直しておきます。 (2019年10月5日 14時) (レス) id: 451dd01b35 (このIDを非表示/違反報告)
アスカ(プロフ) - すみません。27話から一気に30話になってますよ。 (2019年10月5日 0時) (レス) id: 1b47d3033b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒羽ひみと | 作成日時:2019年8月16日 9時

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