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「、、、ま、そんなに知りたいなら、教えてやらないこともないけど。
「普通に教えてやるって言えや。
普通に紛らわしいから止めてくれ。理解するのに時間がかかる。
「はぁ、めんどくさいわね、、、
「いや、お前から言ったんだろうg
「さて、早速話を始めましょうか。
「最後まで言わせろよ。
まるで芸人みたいなツッコミを入れつつ、メイの話を聞く。
「私は、あまり詳しくは知らないけど、どっかの所にいて、それで、なんかされて、ここに来たって感じ。本当に少ししか覚えてないけど。
「でも、段々と意識が遠のいていく時に、誰かがいたような、いなかったような、、、
話が適当すぎて、何もわからなかった。
が、実際、俺も同じ状況だ。共感できるため、口は挟まない。
、、、しかし、分からないことだらけだな。
「その誰かっていうのは、一体何者なんだ?
「分からない。そもそも、本当にその人物がいたのかも分からないわ。もしかしたら、走馬灯とかかもしれないし。
「、、、確かにな。
意外と、考えることはできるようだ。感心したぜ。
「今、失礼なこと考えてなかった?
「いや?少し、お前のことを褒めてやっただけだが?
「余計なお世話なんだけど。考えることくらいできるわよ。
どうやって思考を読めたのかは知らないが、それは置いといて。
「とにかく、そう言う事だから。
「情報提供サンキューな。何の役にも立たなかったけど。
「ほんっとうに最低。アンタはいっつも一言余計なのよ。
「それはお前だよ。特大ブーメラン返ってきてるぞ。
「お前もな。
こんな最悪な関係にはなりたくなかったんだが、彼奴の性格上、これ以上関係を深めることはできなさそうだ。
そろそろ自覚してほしい。
「さーて、と。それじゃあ、ある程度メドが立つまで、ここに居ましょうか。
「マジで?こんな何もないところで?
「いいじゃないの。何故か、空腹とかも感じないみたいだし。
、、、言われてみれば、確かに感じない。
この空間は、本当にどうなっているんだ、、、。
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清野欄(プロフ) - リコルドさん» ありがとうございます!更新、頑張ります!! (1月18日 0時) (レス) id: 5053b0987c (このIDを非表示/違反報告)
リコルド - わぁー!!ついに始まったぁ!!すっごく楽しみです!投稿頑張ってください!応援しています! (1月17日 23時) (レス) id: fe547a3e3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:清野欄 | 作成日時:2024年1月17日 18時