死か生か*流血表現 ページ24
リュウイチ「、、、おい、貫通してんじゃねぇか。
相手は、腹から棘が刺さっており、それは背中を貫通していた。
刺された部分からは血が流れており、それはまだ収まっていない。
その無残な姿を見て、口に手を当てて絶句する華。
さらには、
メイ「、、、ちょっと、離れていい?
リュウ「、、、構わない。あまり見ない方が良いかもな。
リュウイチ「だな、、、。華、お前もメイと向こう行ってろ。これは俺らが対処する。
ハナ「あ、ありがとうございます、、、
メイに関しては、顔を青白くさせて、今にも吐きそうだった。
華も、ここにはいてはいけないと思い、すぐにこの場から離れさせることに。
すると、憂喜渦がやってきた。
ウイカ「、、、随分と、派手にやってくれたな。
表面上はいつも通りだが、憂喜渦も少し、機嫌を悪くしているようだ。眉が少し下がっている。
リュウ「手加減をミスった。
リュウイチ「だがよ、、、これ、死んでるんじゃないのか?
恐る恐る口に出す竜一。
憂喜渦はしばらく何かを考えた後、
ウイカ「、、、いや、此奴はすでに私が神に昇格させたはずだ。死ぬことは無い、、、多分。
そう言って、相手に触れる憂喜渦。
肌は冷たくなっており、体は白くなっている。
憂喜渦の手に血がついた。
「、、、彼奴は。
リュウイチ「あ?
もう一人の落下人が、口を開いた。
「彼奴は、ここに来る前に、何度か戦争を体験している。
リュウイチ「、、、で?
「何回も、敵に刺されて帰って来た。だが、此奴は強かった。重症にはなったが、死ぬことは無かったんだ。
ウイカ「、、、ほう?つまり、まだ生きている可能性が高い、と。
「ああ、、、
リュウイチ「だが、、、もう時間が経ってるぜ?死んでるんじゃねぇの?
軽々しくそう口に出す竜一。
少したってから、しまった、と口を押える。
「、、、かもな。
少し悲しそうな顔をして、落下人はそう言った。
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清野欄(プロフ) - リコルドさん» ありがとうございます!更新、頑張ります!! (1月18日 0時) (レス) id: 5053b0987c (このIDを非表示/違反報告)
リコルド - わぁー!!ついに始まったぁ!!すっごく楽しみです!投稿頑張ってください!応援しています! (1月17日 23時) (レス) id: fe547a3e3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:清野欄 | 作成日時:2024年1月17日 18時