誤解 ページ22
ウイカ「おっと、、、まずいことになったな。
女の落下人が、刀を構えて華を睨んでいる。
ギロリと鋭いその眼は、まるで鷹のようだった。
「、、、
そう奴が言った瞬間、握っている刀に「気」が集まる。
空気が緊迫する。息が詰まりそうだ。
「、、、ルキア。一回落ち着いたら___
「うるさい。此奴らが屈服するまで、私は刀を握る。
もう一人の落下人の言う事は無視した。
仲間じゃないのか?
リュウイチ「、、、これは、めんどくせぇぜ。
リュウ「おいおいおい、、、俺らは武器なんか持ってないぜ、、、
一気に絶望的な状況に陥ってしまった竜一達。
まさか、相手が武器なんか持っているとは予想もしていなかったため、本当にマズい事態となった。
ウイカ「あれ?アンタたちには、属性っていうものがなかったっけ?
メイ「ヒントありがと。貴方の言う通りよ。
即座に反応したメイ。奴に向き合い、構える。
メイ「アンタがどういう考えで私たちに挑もうっていうのは分からないけど、、、
息を吸う。
メイ「その考え、後悔することね。
___ダッ___
地面を蹴って、奴に向かう。
そのスピードは、すさまじいものだった。
「ッッ!?
一瞬驚くも、すぐに冷静さを取り戻した。
戦闘に慣れているような感じだ。
ルキア「、、、「
そう言って、メイに向かって気を宿した刀を勢いよく薙ぎ払う。
風が勢いよく吹き付け、気付くと視界が霧に包まれていた。
メイ「ッッ!?しまった、、、!
ハナ「、、、アイビー・レストレント。
華がそう唱えると、地面から大量の蔦が伸びる。
そして、全ての蔦が一つの方向に向かっていく。
ハナ「蔦が向かっている方向に、相手がいるはずです!
そう華が言った後、すぐに竜一が飛び出す。
ウイカ「、、、初戦闘の始まりだな。
静かに、憂喜渦がそう呟いた。
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清野欄(プロフ) - リコルドさん» ありがとうございます!更新、頑張ります!! (1月18日 0時) (レス) id: 5053b0987c (このIDを非表示/違反報告)
リコルド - わぁー!!ついに始まったぁ!!すっごく楽しみです!投稿頑張ってください!応援しています! (1月17日 23時) (レス) id: fe547a3e3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:清野欄 | 作成日時:2024年1月17日 18時