想像世界【ストーリー】

能力２ ページ13

ﾊﾅ「別に、怪我などはしていませんが、、、


その言葉に酷く安心するメイ。
しかし、龍は微かに何かが違う事に気が付いていた。


ﾘｭｳ「、、、変わった？

ﾒｲ「何が？

ﾘｭｳ「いや、華のことだ。何かが変わっている気がする。


華が変わっている。
その言葉に、誰しもが疑問を持った。


ﾊﾅ「いえ、特に変わったところはない気がします。

ﾘｭｳｲﾁ「お前の勘違いじゃね？

ﾘｭｳ「、、、


しかし、龍は折れずに考えている。
やはり、何らかの変化はあるみたいだ。しかし、目視で確認できる変化ではないのかもしれない。


ﾘｭｳｲﾁ「とりあえず、眼を抜くのを再開しようぜ？

ﾒｲ「そうね。

ﾊﾅ「あ、手伝います。


龍は何も言わずに様子を見ている。


ﾊﾅ「、、、じゃあ、もう一度引っこ抜いてみます。


そう言って、再度芽に手を触れる。

すると。


ﾊﾅ「！？

ﾘｭｳｲﾁ「芽が光った！？


またもや、不思議な現象が現れた。


ﾊﾅ「、、、あ、抜けた。


特に力もない華が、芽を抜くことに成功した。
これには竜一もビックリ。


ﾘｭｳｲﾁ「え、、、マジ？

ﾒｲ「、、、握力どうなってるの？


ﾊﾅ「い、いえいえ！？わ、私はそんなに握力はないですって！！！


必死に弁解を試みる華。
龍は特に驚いてはいなかった。


ﾒｲ「、、、待って。変化って、これのこと？龍。

ﾘｭｳ「、、、そうだな。


合点がいった。

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