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ピクリと動いたAが顔を上げて彼の方を見る
A「蒼、、、」
彼の名を呼んだ後にAは涙を拭いながら立ち上がった
彼女と共に私も立ち上がる
椿「いやまぁ、お前の思考が揺れてたから途中で支配から抜け出すとは思ってたよ」
A「思考、、？」
椿「そ。俺、支配してる相手の情報という情報を全て読み取れんの」
これ以上自由に話させるのは少々癪に障った
それに、この場を無駄に掻き回されたら面倒だ
私は皮肉たっぷりに彼に話しかける
太「Aがお世話になったね。椿蒼君」
椿「こっちこそ、Aが世話になったなぁ？太宰治
？お世話ついでに俺のこと見逃してくんねぇ？」
挑発的な笑みを浮かべて彼は云う
私は彼を鋭く睨む
太「まさか。2度も逃すと思うかい？まぁ、1度目も逃したつもりは無かったんだけどね」
椿「頭ぶち抜かなかったお前が悪りぃんだよ」
そう、私は何故かあの時彼にとどめを刺さなかった
勝手に死ぬだろうと思っていたのだ。しかし、彼は今もこうして生きている。本当に運が良かったのだろう
私が考え事をしているのを向こうも感じ取ったのだろうか
彼はいきなり動き出し、私に銃を向けた
しかし、その銃をAが撃ち落とした
椿「Aｯ」
A「やめて、蒼。もう、やめて」
構成員達が彼を取り押さえて膝を着かせた
椿「俺も此処で終わりかよ、、、ごめんなぁ、響
俺、お前に何もしてやれなかった」
悪態をつく彼を私は冷めた目で見ていたが、Aは違った
彼女は、彼が最後に言った言葉に反応して体が一瞬揺れた
A「太宰さん」
彼女はいつもの真っ直ぐな瞳で私を見る
太「ん？」
そして、真剣な顔をして口を開く
しかし、その口から出た言葉に、全員が愕然とせざるを得なかった
A「蒼を、ポートマフィアに入れたいって云ったら怒る？」
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紫乃(プロフ) - りりり ( ´・ω・)(・ω・` )＠受験多忙さん» コメント、お褒めのお言葉、ありがとうございます！ご多忙なのに読んでいただけて嬉しいです！イベント、参加させて頂いちゃいました♪続編！お時間のある時に、まったりと読んでいただけたら嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2023年2月23日 22時) (
レス) id: 6ec89759a7 (このIDを非表示/違反報告)
りりり ( ´・ω・)(・ω・` )＠受験多忙(プロフ) - めちゃめちゃ遅くなってしまい申し訳ないです…イベント参加ありがとうございました！！キャラを見せる文章や、ストーリ性？というのでしょうか…とにかく文才という文才が爆発してらっしゃいました(？)シリーズまだ続いてるようなので見させて頂きますね！！ (2023年2月23日 2時) (レス) id: 683d7ef17c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫乃 | 作成日時：2022年12月15日 19時
