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24.招宴準備? ページ14

全く、酷い目に合った

そう思いながら執務室に戻ると、太宰さんはソファーで貢いでいた


太「おかえりA」


さっきとは比べ物にならないほどのいい笑顔である


A「もぅ太宰さん!何であんなこと云ったのさ!」


太「芥川君にはあのやり方が一番効率的だからだよ」


A「だからって、何で瀕死にしてもいいだなんて、、、」


太「そう云えば芥川君はAを本気で殺 そうとするだろう?でも、君は殺 そうとしない。だから、本気を出さない
本気を出した自分と本気を出していないA
何がこんなにも違いを生んでいるのかを理解させるためさ」


なるほど。如何にもこの人らしい理由だ
でも、何か気に入らない


A「むぅ〜」


太「何て顔してるの。可愛いだけだよ」


A「今私太宰さん嫌いだから」


太「何でよ〜。じゃあいつもは?」


A「すき」


太「っ!」


そう云ったら、太宰さんは顔を隠した


A「?」


なぜに?


太「まぁ、そう云う訳だから、この話は終わりね!!」


おぉ、復活した


太「A。お仕事だよ」


A「お仕事?」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



話によると招宴潜入だとか
件の'メメントモリ'の情報が手に入るかも知れないらしい

と、云うわけで私は今、準備をしている
姐様の部屋で


A「姐様ぁ〜!どれがいいかな?どれがいいかな?!」


紅「分かったから少し落ち着け」


A「だって、ドレスだよ?!パーティードレス!」


そう、私はめちゃくちゃ服が好きなのである
それはそれは姐様が呆れる程に


美「そんなにはしゃぐことなんですか?」


A「そりゃあ勿論!何かテンション上がるじゃん!」


美「ふ〜ん」


A「美琴も今度一緒に服買いに行こうよ」


美「ピェッ」


A「ぴぇ?」


美「いや、何でもありません。それと、遠慮させていただきます」


A「そんなぁ〜」


加入した時のプレゼント選びで散々連れ回したからだろうか
断られてしまった

因みに、美琴にはイヤーカフをあげた
それが今も耳で光っている


紅「ほれA。これでどうじゃ?」


A「ん〜?、、、わぁ〜ッ!」


色んなドレスがある。凄く可愛いし綺麗なものばかりだ
自分で選んで来いと云われたので、取り敢えず赤いドレスを試してみた

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紫乃(プロフ) - りりり ( ´・ω・)(・ω・` )@受験多忙さん» コメント、お褒めのお言葉、ありがとうございます!ご多忙なのに読んでいただけて嬉しいです!イベント、参加させて頂いちゃいました♪続編!お時間のある時に、まったりと読んでいただけたら嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2023年2月23日 22時) (レス) id: 6ec89759a7 (このIDを非表示/違反報告)
りりり ( ´・ω・)(・ω・` )@受験多忙(プロフ) - めちゃめちゃ遅くなってしまい申し訳ないです…イベント参加ありがとうございました!!キャラを見せる文章や、ストーリ性?というのでしょうか…とにかく文才という文才が爆発してらっしゃいました(?)シリーズまだ続いてるようなので見させて頂きますね!! (2023年2月23日 2時) (レス) id: 683d7ef17c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫乃 | 作成日時:2022年12月15日 19時

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