5.お家タイム ページ10
Aside
仕事が終わってお家に帰ってきました！
実は私、太宰さんと住んでる
えへへ、いいだろう！
まぁ、それは良いとして、お風呂入らなければ
太「A〜先にお風呂入って良いよ〜」
A「え？いいの？」
太「だってその調子じゃあお風呂入る前にソファーで寝てしまうだろう？
起こすの大変なのだよ、Aちゃんは」
A「大変じゃ無いもん、、、」
そんなに面倒くさそうに云わなくても良いじゃんか！
太「はいはいごめんね
取り敢えず入っておいで」
A「、、、、はぁ〜い」
そんな優しい顔で頭撫でられたら返事せざるを得ない
だから私は素直に浴室へ足を運んだ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
体を洗って染みついた硝煙と血の匂いを落とす
湯船に浸かるためにシャワーを止めた
その時に鏡に自分の姿が映る
A「嫌だな、'これ'。早く消えないかな、、、」
鏡の中の自分から目線を逸らすように湯船に浸かった
'これ'とは、前の組織に入った時に付けられた大きな傷である
未だに消えず、私の脇腹に残っている忌々しい傷。嫌な記憶。
自分を守るように蹲った
A「はぁ、、、、'寒い'」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
太「ちゃんと暖まった？」
お風呂から上がってリビングに戻ると温かい紅茶を飲んでいる太宰さんがいた
太「それじゃあ、私も入ってこようかn」
A「太宰さん、、、寒い、、、」
思わず太宰さんに抱きついた
すると、自然と寒さは無くなっていった
原因は分かっている。私の異能力の影響だ
私の異能力は、触れたものを凍らせる事が出来る
ただ、時々私の情緒が不安定になると誤作動が起こり、私の体を冷やしていく
だから、太宰さんに抱きついた
抱きつけば必ず抱き返してくれるから
太「A、大丈夫。大丈夫だから。ね？」
A「うん、、、」
太「取り敢えず私もお風呂に入ってくるから。
直ぐに上がるよ。だから、大丈夫」
髪の毛は乾かしておくんだよ
そう云って太宰さんは浴室へ消えていった
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紫乃(プロフ) - ぴょんぴょんさん有難うございます！これからもよろしくお願いします！ (2022年11月24日 19時) (
レス) id: 6ec89759a7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょんぴょん - すばらしです。夢主の性格がタイプだしだざさんの口調も解釈一致すぎます。最高 (2022年11月24日 19時) (レス) @page6 id: 7c1e9fc614 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫乃 | 作成日時：2022年11月22日 22時
