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太「そういえばA、君どうやって部屋に飛び込んできたんだい?」
まぁ予想は出来るのだけどね
と太宰幹部が私に尋ねた
どうやって?どうやってって、えーっと
A「屋上に上手く鉄線銃を引っ掛けて、目的の部屋を目掛けて飛びました!」
太「やっぱり、、、、
この建物は26階建てだし、私がいた部屋は18階だよ?
8階分すっ飛ばしてきてるわけだけど、君のその身体能力本当にどうなってるの?
しかも距離は目測なわけでしょ?
間違えたらどうするつもりなの、、、と云うか、落ちたらどうするつもりだったの」
A「まちがえ、、、落ち、、、る、、、、
___________________________?」
太「あ〜うん、ごめんごめん忘れて良いよ」
A「?はーい」
距離は勘で当たった!これくらいかな?って
いつもそんな感じだし、、、
身体能力に関しては何とも云えない
元々ずば抜けて良い方だったらしいから
まあ、お陰様で酷い目に遭ってきたけど。
そんな事を考えていると、黒光りした車が迎えに来た
私は座席の扉を開けて太宰幹部に車の中へ入ってもらった
反対側から乗ろうとしたら黒服さんが開けてくれてた、、、ありがとうっっっ!
太「この後の予定は?」
A「この後は、首領へ任務完了の報告
その後、報告書の作成です。提出は明日、、、明後日までですね」
太「う''ぅ〜ん」
A「どうかしましたか?」
太「いやね、面倒臭いからAやってくれないかな〜って」
A「良いですけど、取引系の報告書、私に任せたら酷いことになりますよ?手間が増えますね!」
太「あ''ぁ〜やっぱり自分でやる」
太宰幹部は時々私に報告書を頼むことがある
だがしかし、私は太宰幹部よりも頭脳は圧倒的に劣るし、云ってしまえばただの馬鹿である
なので、以前任された取引の報告書をやったら酷いことになった
出来ないままだと困るので、必死に覚えている最中である
こんな事を考えていたら段々眠くなってきた
A「ふぁ〜」
あ、まずい、欠伸をしてしまった
太「全く、幹部である私の目の前で堂々と欠伸をするのなんて君くらいだよ
気が抜けすぎじゃ無い?」
A「しゅみませぇ」
太「うん、'すみません'ね
はぁ、着いたら起こしてあげるから今は寝給え」
A「ん〜」
許可が降りてから意識が黒くなるまで、そう時間はかからなかった
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紫乃(プロフ) - ぴょんぴょんさん有難うございます!これからもよろしくお願いします! (2022年11月24日 19時) (レス) id: 6ec89759a7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょんぴょん - すばらしです。夢主の性格がタイプだしだざさんの口調も解釈一致すぎます。最高 (2022年11月24日 19時) (レス) @page6 id: 7c1e9fc614 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫乃 | 作成日時:2022年11月22日 22時