検索窓
今日:2 hit、昨日:26 hit、合計:1,755 hit

【第三章】31話 ページ32

「ワフッ!!」
カルム「はぁ……はぁ………やっぱり早い……」
アラン「…………よくみたらこの庭、向こう側が行き止まりだな。」
マノン「えっ?」
不思議そうに首をかしげるマノンには目もくれず、アランは説明を続ける。
アラン「………そこにおびき寄せれば簡単にトリミアンを確保できるはずだ。」
サクラ「確かにこの庭は迷路みたいになっとるなぁ。」
サクラがうなずく。この庭は迷路やパズルのようになっており、奥はくぼみのようになっており。壁に追い詰められそうだった。説明を聞いて理解したマノンは目を輝かせる。
マノン「アランすっごい!頭いい!!じゃあさっそくおびき寄せようよ!」
カルム「4人いるからなんとかなりそうだね。」
アラン「あぁ。行くぞ。」
カルムとマノンはうなずき、サクラはニヤリと笑った。
カルム「よし……俺はこっち先に行くから。サクラとマノンは反対側から追い詰めて。壁においやったらアランが捕まえて!」
サクラ「了解!」
アラン「あぁ。」
マノン「おっけー!任せてよ!」
カルム「頼んだよ。」
カルムはそう言うと、左側の壁の方へと向かう。
一方、サクラとマノンは右側へ向かう。
カルム(さぁ、動いてくれよ……)
カルムはじっとトリミアンを見つめながら歩く。
すると、トリミアンは左右から追い詰められ、四人の作戦通り、くぼみのある方向へ移動した。
カルム「よしっ!」
サクラ「アラン!今や!!」
サクラの合図と共にアランは壁に追い詰められたトリミアンを優しく捕まえ、抱きかかえる。
アラン「ふぅ……捕獲完了だ。」
アランが安心したのもつかの間、トリミアンは暴れ始めた。
アラン「あっ……こら、暴れるな。」
アランは暴れるトリミアンに少し動揺しながらも、しっかりと抱きかかえる。
マノン「早くお姫様の所に連れて帰ろうよ!」
カルム「だね。」
アラン「あぁ。」
一行はトリミアンを連れてレムリアの元へ向かった。

【第三章】32話→←【第三章】30話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:ポケモンXY , pkmn , アラン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ネコ辛ラーメン1234 | 作成日時:2022年9月12日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。