検索窓
今日:16 hit、昨日:5 hit、合計:1,743 hit

【第二章】22話 ページ23

サクラ「次はショウヨウシティのショウヨウジムや!ほれ、地図」
サクラがそう言いながら鞄から地図を取り出すと、皆で覗き込んだ。
マノン「ショウヨウシティ……?」
アラン「ここから……かなり遠いな。」
サクラ「まぁ、ぼちぼち歩いていけばええやん。のんびり旅するのも強さの秘訣やと思うで〜」
アラン「……そうか。」
サクラの言葉を聞き、アランは納得したような顔を見せる。
カルム「それじゃあ行こうか。」
カルムはポケモン達をモンスターボールにしまい、そう告げる。
アラン「そうだな。」
サクラ「おっしゃ!出発進行!!」
マノン「オッケー!!」
「リィマッ!」
こうして4人はハクダンシティを出発し、次の街へと向かおうと歩きはじめる。
するとハクダンシティの出口前にとある女性が立っているのがみえた。
マノン「あれ……?あそこに誰かいる…?」
サクラ「あ、パンジーさん!」
マノンが指を指すとそこにはパンジーの姿が見えた。
パンジー「あら!サクラちゃんとカルムくん!久しぶりねぇ〜。元気にしてた?」
サクラ「おう!パンジーさんも相変わらず元気そうでよかったわ〜!」
パンジー「ふふ、ありがとう。」
カルムとサクラは嬉しそうにパンジーと話し始める。
アラン「この人は……」
サクラ「あぁ、紹介が遅れたな。この人はパンジーさん。さっき戦ったジムリーダーのビオラさんの姉ちゃんや。」
アラン「……姉…?」
パンジー「はじめまして。ビオラの姉のパンジーです。貴方たちの事はビオラから聞いたわ。たしか……」
アラン「アランです。」
マノン「あたしはマノン!こっちはハリさん!!」
「リマァッ!!」
パンジーはアランに自己紹介すると、アランとマノンも自己紹介を始める。
カルム「パンジーさん、どうしてここに……?」
パンジー「ビオラに見送りを頼まれてね。次はショウヨウシティだったわよね。」
アラン「はい。」
パンジー「ここからだと遠いけど…気をつけてね。」
アラン「はい。」
パンジー「それじゃあね。」
サクラ「あいよ〜!じゃあな〜!」
「リマーイッ!」
サクラ達はパンジーに手を振ると、ハクダンシティを出て次の目的地であるショウヨウシティへと向かった。
パンジー「……………………」
パンジーは去っていくサクラ達の背中をいや、正確にはサクラの背中をじっと見つめていた。
パンジー「…やっぱりあの子…………何処かで……」
そんなことを呟きながら、パンジーはじっとサクラ達を見送っていた。

【第三章】23話→←【第二章】21話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:ポケモンXY , pkmn , アラン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ネコ辛ラーメン1234 | 作成日時:2022年9月12日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。