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【第一章】2話 ページ3

謎の人物はマノンを見下ろして聞く。
赤いビーズをつけた赤ピンクのカノチェ帽子、黒のノースリーブフロントに水色のジーパン、膝くらいまで長く、後ろで毛先を少し結んでいる茶髪のストレートヘアに目が見えないくらい長い前髪。そしてなによりの特徴はその高い身長と低い声だった。そんな不気味な雰囲気を出している謎の人物を見てマノンとハリさんは怖気づいていた。
アラン「あぁ、問題ない。それよりお前は何者だ。」
アランは謎の人物に向かってそう言うと彼女は笑顔で自己紹介を始めた。
???「わしは『サクラ』っちゅう者や!よろしゅうになぁ〜!」
サクラと名乗った女性は独特の訛りで答え、楽しそうに笑った。その姿をみて怯えていたマノンの緊張も解けたようだった。
マノン「あっ、あたしはマノン!こっちはハリマロンのハリさん!!」
サクラ「マノンにハリさんかぁ!よろしゅう!」
「リマリマ!」
アラン「それで、何のようだ。バトルしたいのか。」
サクラ「ううんちゃうねん。わしらも一応旅人やってるんやけどマフラー青年とそのリザードンのコンビがごっつ良かったけぇ声かけたんよ!!」
アラン「……そうか」
アラン(…わし「ら」………?)
マノン「サクラさん!マフラー青年じゃなくてアランっていう名前です!」
サクラ「そっかそっか〜それは失敬やねぇ〜」
サクラは苦笑いで謝る。
サクラ「それにしても……なんせあんな凄いバトル見たこと無かったけんねぇ!!しかもおめーさんのリザードン、メガシンカしてたから見入ってもうたわ!!」
アラン「!…………」
アランはサクラの言ったメガシンカという言葉に反応した。
マノン「でも……どうしてサクラさんはここに?」
マノンは不思議そうな顔をしながら聞いた。
サクラ「タメでええし呼び捨てでええよ〜」
マノン「わかった!サクラはなんでここに?」
サクラ「んー…気まぐれやね。いつもは他の街とかに行ったりプラターヌ博士からもらった図鑑を埋めたり……まぁ、基本的にジム戦で強くなるために旅をしてんねんけどな!」
アラン「……………」
マノン「えぇっ!?サクラ、プラターヌ博士知ってるの!?」
サクラ「もちろんや!!わしはプラターヌ博士にポケモンをもらって旅をしとるんやで〜!」
マノン「どんなポケモン!?みたいみた〜い!!」
マノンはワクワクしたような顔でサクラに聞く。しかし、
アラン「もういいだろ。戻れ、リザードン。」

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作者名:ネコ辛ラーメン1234 | 作成日時:2022年9月12日 22時

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