【第一章】1話 ページ2
【第一章】始まり
エリートトレーナー「…参りました。」
アラン「よくやった、リザードン。」
「メガシンカを極め、最強の頂点に立つ事」を目標としているアランは現在、マノンと共に旅をしていた。現在、他のポケモントレーナーとポケモン勝負を行い、見事勝利した直後だった。アラン達はその後、リザードンの負った傷を癒やすために木の陰で休憩を取っていた。
マノン「アラン!やっぱり凄い!!強いよ!!」
「リマ!リマァ!!」
マノンとその相棒ハリマロンのハリさんは興奮したような様子で怪我の治療をしているアランに話していた。
アラン「いや、まだまだだ。俺はもっと強くならなければいけない。このリザードンと共にメガシンカを極め、最強の頂点に立つ。」
アランは自分の強さに対して貪欲であった。その証拠に彼は今もメガリングを片手に持って見つめ、強くなることに必死であった。そんな時、突如として何処からか声が聞こえてきた。
???「おーい、そこのおめーら!」
アラン「?」
マノン「んん?」
二人は声のする方へ向くととある人物が遠くの崖の上から手を振っているのが見えた。
アラン「用か。」
???「まーさっきのバトル見たんやけどホンマにあれ凄かったで〜マフラー青年!」
アラン「バトルしたいのか」
謎の人物とアランは遠くから話しているが、マノンとハリさんには水や滝の音で何も聞こえなかった。
マノン「あのー!!ごめんなさい!ちょっと聞こえづらいというか…何言ってるかわからないというか……こっちに来てほしいんです!!」
???「あーそっか!すまんすまん!今からそっち向かうわ!!」
そういうと謎の人物は近くにある木に登り、木から木へと移りながらアラン達のそばへとやってきた。
アラン「……………………」
マノン「ひ、ひえぇ……」
???「わりーね。これくらいやったら聞こえるけ?」
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作者名:ネコ辛ラーメン1234 | 作成日時:2022年9月12日 22時