【陰陽師】私に恋した妖怪さん (ページ30)

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29話ページ30

私は、茨木童子さんに酒呑童子さんと何があったのかを聞いていた。それを、聞くと結構複雑で私には、どうすることを出来ない事だった。

話によるとこうだ！！酒呑童子さんが好きなってしまった、女性が晴明さんを好きなってしまってそして、黒晴明さんやヤマタ大蛇のせいで酒呑童子さんの好きな人紅葉さんがおかしくなり、色々あって酒呑童子さんがあんまり戦わなくなったので、茨木童子さんが色々やっている。ザックリいくと多分こうだ！

茨木「私は、ただ彼に鬼の頂点に帰りざいて欲しいだけなんだ！」

茨木童子さんは、何故か悲しい顔でなくだんだんイキイキとした顔になって来た。

A 『なるほど…そんな大変な事が・・・』

茨木「しかし、なかなか上手くいかない・・・まぁそんな所も彼の見所なんだがな！」

A 《悲しでるのか、喜んでいるのか、よくわからないな・・・この鬼さん》

茨木「それより、Aよ君は帰らなくていいのか？」

A 『えっ！？』

茨木「この辺りは、夜になると悪鬼などがうようよ出てくる、今の内に帰った方がいい」

A 『えっ！！それ速く言って下さいよ！！』

私は、帰る準備をして晴明さん達の所へ帰ろうとしたとき。

A 『・・・・・・』

茨木「どうした・・・帰らないのか？」

A 『みっ道に迷ってたんだ～ー！！』

そう私は、茨木童子さんに会う前に森で遭難しかけたの忘れていた。

A 『ギャーどうしよう！どうしよう！あっ！いっ茨木童子この森から出る道ってわかりますか？』

茨木「分かるが、それがどうした？」

A 『おっお願いです！そこまで送って下さい！私、茨木童子さんに会う前遭難してたのすっかり忘れていまして。』

茨木「・・・ふー良いだろう君がいないとあのジャーキーというヤツやキムチも食えないからな」

A 『あっありがとうございます！』

こうして、私は無事に晴明さんの屋敷に帰れる事が出来た。

A 『たっただいま戻りました・・・』

神楽「おかえり、どうしたの？そんなに疲れて」

A 『いっ茨木童子さんに送ってもらったら片腕で私を持ち上げて飛ぶから・・・』

小白「いっ茨木童子様がそのような事を！！」

神楽「A凄い・・・」

A 『えっ！？そっちに驚くなんですか？』