誕生日(夢主) ページ9
カ「Aちゃんってさ、シンタローくんの事好きなの？」
突然のこと過ぎて思わず口にしていたお茶を吹き出しそうになる私
それを何とか堪え、平然を保とうとした
貴方「な、なに意味わかんない事言ってんの！？」
カ「めちゃくちゃ冷や汗かいてるけど大丈夫？」
毛穴という毛穴から汗が噴き出しているのが分かる
持っているコップはカタカタと揺れ今にもこぼしそうだった
カ「いい加減認めたら？多分僕だけじゃなくて皆気づいてると思うよ」
貴方「嘘でしょ！？」
思わず立ち上がりそんな事を口走ってしまった
しまった
こんなの好きだと認めた様なものじゃないか
カ「やっぱり好きなんじゃん？シンタローくんのこと」
貴方「…うっ」
観念した私は黙ってソファーへと座り直す
はいはい。認めますよ
シンタローの事が好きですよ！！
カ「告白とかしないの？二人、いい感じだと僕は思うんだけど」
貴方「いやいや、そんな簡単に言わないでよ」
告白できないから困ってるのだ
告白できてたら苦労しない。こんなに悩んでない
そんな簡単に『いい感じだからしちゃいなよ★』とか言われても、できないものはできないのだ
カ「じゃ僕が練習相手になってあげようか？」
貴方「はい？」
何言ってんの、この人。大丈夫か？
そんな目で見てるとカノは少し勝ち誇ったような笑みを浮かべる
…なんかちょっとムカつくな
カ「だってほら、僕だったらシンタローくんの姿に欺けるし、いい練習相手になるんじゃない？」
…なるほど
さっきの笑みはそういうことだったのか
なんだかカノに誘導されている気がするのは少し気に食わないが
私はその案に乗ることにした
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玖瑠実(プロフ) - 毎回シンタローが尊すぎてやばい(*ﾉωﾉ)更新お疲れ様です！勉強の息抜きに読もうって思ったら、勉強どころじゃ無くなりました(笑) (2021年6月26日 22時) (
レス) id: 0b0a873f46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月将美 | 作成日時：2021年4月30日 6時
