エンドロール�� ページ47
「動くな！！！！」
もの凄い剣幕がその場に響く。
長谷部は驚き固まったせいか、簡単に複数人に取り押さえられた。
「え、だ、誰？この人達････？ちょっと鶴丸！驚いてないってことは知ってるんでしょ！？どういうこと！？」
「まぁ落ち着け加州。･･･やっと来たか････随分遅い到着だなぁ？」
金色の瞳を光らせ、男達を睨みつける。
男達は一瞬怯えたが、一つ咳払いをして長谷部を見下ろした。
取り押さえられている本人は、今にも暴れそうな勢いだ。
「すみません、こういう本丸は対応がどうしても遅くなってしまうのです。浦風様、ご無事ですか？」
『は･･･これを見て無事だと思うなら、私は全力で眼科をお勧めしますよ』
「っ、そ、そうですね。とりあえず、応急処置をしましょう」
私は少し深く斬られた肩を処置してもらいながら、混乱している刀達に視線を向ける。
特に加州は、空いた口が塞がらないといった顔だ。
『この人達は、政府の役人達だ。私が呼んでいた』
「や、役人･･･？じゃあ、長谷部が主を斬ることも分かってたってこと？」
『ああ。役人に任せるから鶴丸には手も口も出さないように言っておいたんだ。ありがとう、鶴丸』
「いや、いいさ。俺は君を信じていたからな。････それにしても、本当に政府はずいぶんと忙しようだな？連絡したのは結構前のはずだが」
「･･････」
気まずそうに黙る役人。
それよりこの状況に納得がいかないのか、長谷部は怒鳴って抵抗していた。
「くそっ･･･！離せ！！今まで何も気付かず呑気に過ごしていた無能共が、今更なにを！！！」
「なにっ！」
『････おい』
ギリッ、と彼の腕を捻り上げた役人の腕を思いっきり掴む。
役人は痛そうに表情を歪めたが、私は構わず力を入れていった。
周りはその行動が理解できないようだった。
「う、浦風様、何を････！？」
『誰が長谷部に乱暴してくれと頼んだ？私は、彼の動きを止めるため拘束してくれと･･･そう頼んだだけです。頼んだこと以上のことをしないでいただきたい。図星だからと逆ギレするのはカッコ悪いですよ』
「！！！」
『長谷部の言うことは最もだ。経験者だからと私をここに寄こし、バグを直す素振りも見せず、今更仕事をするフリをするのはやめてくれ』
「それはどういう＿＿＿＿＿＿＿＿＿」
.
.
.
「まさか、政府の顔に泥を塗る気かい？」
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もへ(プロフ) - こんばんは初めまして！読ませて頂きました。とても続きが気になります！これからも無理せず頑張ってください^^ (2019年4月12日 21時) (
レス) id: 3a81a59490 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年1月21日 8時) (レス) id: 88e0097a07 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃ@毒占欲の人 - 全部読ませて頂きました！刀剣乱舞のヤンデレって良いですね。私も同じく書いているのですが、こんなに上手く行かないです。 (2019年1月9日 22時) (レス) id: 8c76c836b6 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - 全話読みました。すごく良かったです！続きが気になりますし、審神者も刀剣も共依存になっているのでは？ということも思い浮かんできます。更新頑張ってください！ (2019年1月3日 20時) (レス) id: 7e18d65cd1 (このIDを非表示/違反報告)
篠霧 - ヤンデレ、ありがとうございます とっても好きです。頑張って下さい。 (2018年12月13日 21時) (レス) id: 5b34b7d6f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかづち
| 作成日時：2018年11月12日 21時
