山姥切国広 ページ37
あれから一週間後
“ああ、あんたになら教えてもいい。...ただ、一つだけ条件がある”
山姥切もヤンデレだから、一体どういう条件なのかと構えていた。
それが....
.
.
.
『近侍にしろ、っていうのが条件なのか！？』
「ああ。...何だ？写しの俺に近侍を任せるのは不安か？」
『違うけど...本当に近侍にしただけで先週のこと教えてくれるのか？』
「約束だからな。....鳴狐には内緒にしてくれ」
力強く頷くと、山姥切は私の前に座り直した。
「俺はその時、内番で畑に居たんだ。三日月と一緒にな。そしたら鳴狐がやって来て＿＿＿＿＿＿＿＿」
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「鳴狐か。お供はどうした？」
「.....今はいない」
「そうか。....？何か用か？」
「...三日月さんに....」
「？三日月に？」
「....手合わせを、してほしい」
「手合わせ？しかし俺は今、畑当番なのだ。あとでよいか？」
「....ダメだ。今じゃなきゃ....」
「ふむ...何か俺に話があるようだな。あい分かった。ならば今すぐ手合わせをしよう。山姥切、あとは任せた」
「！？お、おいっ！」
三日月達はそのまま行ってしまったが、俺は鳴狐の必死な態度が気になってついて行ってしまったんだ。
鳴狐は刀を抜き、「真剣でやってほしい。手加減も必要ない」と申し出た。
三日月は静かに頷き.....手合わせが始まった。
もう、もはや手合わせと言っていいのかというくらいだった。最初は鳴狐が押していた。
...ああ、途中で何やら会話していたな。
「何故そんなにも敵意を向けてくるのだ？俺が何かやらかしたか？」
「.....あるじを、騙してる...！」
「主を？はっはっは。何を言うか鳴狐。俺は主を騙した覚えなどないが？」
「長谷部と一緒になってあるじに隠し事をしている....！！」
「....ふむ...どうやら知っているようだな。どうやって知ったのかはしらないが。それで？主を騙している俺達が憎くて潰そうと思ったか」
「っ....！！」
「はっはっはっは、若者はやはり血気盛んだな。まぁいい....鳴狐、下がれ。これはお前に扱える事件ではない」
三日月がそう言った次の瞬間から、鳴狐が押されて...ああなってしまったんだ。
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もへ(プロフ) - こんばんは初めまして！読ませて頂きました。とても続きが気になります！これからも無理せず頑張ってください^^ (2019年4月12日 21時) (
レス) id: 3a81a59490 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年1月21日 8時) (レス) id: 88e0097a07 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃ@毒占欲の人 - 全部読ませて頂きました！刀剣乱舞のヤンデレって良いですね。私も同じく書いているのですが、こんなに上手く行かないです。 (2019年1月9日 22時) (レス) id: 8c76c836b6 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - 全話読みました。すごく良かったです！続きが気になりますし、審神者も刀剣も共依存になっているのでは？ということも思い浮かんできます。更新頑張ってください！ (2019年1月3日 20時) (レス) id: 7e18d65cd1 (このIDを非表示/違反報告)
篠霧 - ヤンデレ、ありがとうございます とっても好きです。頑張って下さい。 (2018年12月13日 21時) (レス) id: 5b34b7d6f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかづち
| 作成日時：2018年11月12日 21時
