愛し愛され、アメアラレ【コムドット】 (ページ8)

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動画7 ページ8

少し時は遡る。

ゆうたside

静かな作業部屋に2人、編集に没頭している。

作業を始めて、5時間。

時刻は午後の午後9時。

もうそろそろ、ご飯を頼もうとするか…

なんて考えて、隣で編集しているあむぎりに声をかける。

ゆた「なぁ、あっちゃん、」

よっぽど集中しているのか聞こえていない。

ゆた「あーむーぎーりーー」

肩を叩きながら、名前を呼ぶと流石に気付くみたいだ

あむ「ん？」

ゆた「ウーバー頼むけど、なんかいる?」

あむ「お、ありがてぇ。んー、吉野家の牛丼でお願いしゃす。」

ゆた「りょーかい。」

どうせなら他のメンバーとか裏方の分も頼もうかな。

もちろん経費で。

後で鈴木社長に請求するつもり。

編集部屋を離れて、リビングへ行く。

ゆた「ひゅーがー。ウーバー何いる?」

ひゅが「マルボロ！」

ゆた「んなもんねーよw自分で行って来い。」

ひゅが「あっちゃんは何頼んだ？」

当然の如く、あむぎりが頼んだものを聞いてくるあたり、幼馴染って凄いなと感じる。

ゆた「牛丼」

ひゅが「じゃあ、特盛のチーズ牛丼」

ゆた「おけ。ゆうまは？」

ゆま「僕、先食べちゃいましたw」

もちろん編集を全員が抱えていたら、飯を一緒食べるなんていうのはズレてくる。

ゆた「軽いものとかもいいか?」

ゆま「じゃあサラダお願いします！」

ゆた「おけー。」

これでいいか。と頼もうとすると後ろから重たいのが乗ってくる。

やま「俺のはー?」

『ちっ…どうせ、いつものだろ?』

やま「さすが！にしても舌打ちはひどない?」

ヤマトは、いつもこんな感じだからこれくらいがちょうどいい。

裏方の分も書き込んで、送信する。

言うてすぐ届くし、ちょっと休憩するか…

自分のスマホを手に取り、TikTokやDMで来ているメッセージを見ていく。

いつもの作業。

どうやら、やまとも同じことを考えていたみたいで、近くに座ってきた。

すると、やまとが思いついたように話し始める。

やま「そういえば、ジムの時のおねーさんめっちゃ綺麗だったよな？」

ゆた「めっちゃ綺麗だったし、馴染んでたからいい人そうだった」

何を言い出すかと思えばあの時のおねーさんだった。なんて言うかあの安心感とか、ちゃんも運動して、真面目そうな人。

黒髪でインナーカラーをしていて、個性的と言うか、おしゃれな人。

そんな印象の女の人。