愛し愛され、アメアラレ【コムドット】

動画15 ページ16

Aside


まさか、車で送ってくれるなんて…

どこまでいい人たちなんだろ。

運転はひゅうが君、助手席に私。

後ろにゆうた君とやまと君が座る形になった。


『ごめんね、ありがとう』

ひゅうが「いいってことよ！次の道どっち？」

『二つ目の信号を右に曲がって欲しい！』

ひゅが「おっけー！」

やま「Aちゃんって関東出身？」


後ろに居たやまと君が乗り出すように聞いてきた

やっぱり、異性とのこの距離は慣れない…

思わずびっくりしてしまう。けど、平然としてなきゃね。


『えっっとねぇ、大阪！大阪っていってもほとんど奈良みたいなところだけどw』

ゆた「にしては標準語が馴染んでるよなぁ」

『これでも二年関東にいるから、馴染むものも出てくるんだよねぇ、たまーに関西弁出るけどw』

ひゅが「じゃあ、な↑んで↑やねん…っていう発音は間違い？」

『全っ然違うwな↑ん↓でやねんが正しい！』


久しぶりにする関西弁講座


『あっ、ひゅうが君次の交差点を左にお願い！』

ひゅが「ん、りょーかい！」

『ありがとうね本当に。』

ゆた「気にすんな！てかさ、Aちゃんの家俺たちの事務所に高くね?」

ひゅが「それ思った！！！」

やま「え？？なになに」


やまと君は連絡を取るのに集中していて、会話が聞こえていなかった。

社長だもんな…すごいなぁ


ゆた「ちゃんと聞いとけよ！！！！」

やま「ごめんごめんwwゆうたがついに入れ歯になったって話？」

『え！？そうなの!?』

ゆた「んなわけねーだろww」

『確かに、歯並び綺麗だもんな…』


なんて意味深に悩んでみると、ゆうた君が本気で焦ってて面白い


ゆた「がちそうじゃね！？！」

『え、ガチで近い？』

ひゅが「俺らの事務所あの、白い建物だけど、」


ひゅうが君が慣れた手つきで運転している指を離して指してくれる。

その建物は私の家の裏にあった。


『ちょっと待って…私の家その後ろ！！』

やま「やば！！！超ド近所じゃん…」

『じゃあ、たまに落ちてくる洗濯バサミとかハンガーはやまと君達のだったんだww』


ハンガーや洗濯バサミがある一定の周期で落ちてくる話をする


ひゅが「絶対、ゆうまかあむぎり！！」

やま「あいつらwww」


『車回すのもしんどいだろうし、事務所までいってくれたらもう帰れるよww』

ひゅが「ありがとうw」


まさか、あのおにーさん達の事務所が裏だなんて…

真面目にファンに殺.されそう

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