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エーミールside
『エーミール君の紅茶、やっぱり美味しいね。』
em「ふふ、光栄です。」
目の前の彼はいつもの彼と似ても似つかない。
外見は同じはずなのに、シャツとスラックスになるのと言葉遣いで変わる。
普段の彼は軍人らしい荒々しさがあるが、ここにいる彼には貴族らしい華やかさを醸し出す。
言葉は悪いが、弱そうという言葉が一番合う。
gr「それにしても矢張り甘いものは最高だな。」
『紅茶に角砂糖5個も入れるなんて...。もうそれ砂糖だよ。』
こうしてみていると、本当に仲が良かったのだと思う。
冷たくグルッペンさんを呼び捨てにするなんて信じられない。
『エーミール君もそう思うよね？』
お前、とか貴様、と呼ばれるよりやっぱりこっちの方が嬉しい。
em「そうですね、グウェインさん。」
その優しい笑顔を昼に咲かせてくれることを祈ります。
願わくは、紅茶も飲んでくれますように。
―――――――――――――――
トントンside
『エーミール君もそう思うよね？』
そう頬を膨らませながら言う彼の顔は妙に幼い。
普段の無表情からこんな顔をつくれるなんて、思いもしないだろう。
俺とエミさんとひとらんが彼のこの姿を知ったのは一か月前だ。
夜、エミさんと書類について話していたらひとらんがグルさんとグウェインさんが総統室に入るのを見たといった。
嫌な予感がして中へ突撃したら、俺達のことを知らない彼がいた。
『トントン君、難しい顔してるよ。』
こんな人が、軍人になれたのが不思議だ。
いやこの世界が彼をあんなに冷酷にさせたのか。
tn「なんでもないで、グウェイン。」
『そう？なんかあったら言ってね。』
貴方が昼にもこう優しく話しかけてくれることを祈ります。
願わくはこの先、どんな時でもこの関係が続けられますように。
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黄緑 - めちゃめちゃ良いとこで更新停止...(泣)復活してぇ(切実) (2021年4月18日 14時) (
レス) id: 319e1747b2 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - この作品が大好きで度々読み返しています。更新を待っています。 (2020年5月24日 6時) (レス) id: a58dbef8ae (このIDを非表示/違反報告)
トルカ - 遅くなってすいません、復活おめでとうございます (2019年6月7日 0時) (レス) id: ad8c28f837 (このIDを非表示/違反報告)
ギル(プロフ) - 復帰おめでとうございます！更新頑張ってください！ (2019年5月31日 2時) (レス) id: 10873ec8d4 (このIDを非表示/違反報告)
トルカ - 私も皆さんと同じでこれは作者さんの自由なので作者さんの想像を書けばいいと思います(設定がおもしろくて好きなので投稿待ってます (2019年5月21日 1時) (レス) id: ad8c28f837 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミス來 x他1人
作成日時：2019年3月28日 22時
