姉貴がデレて何が悪い。 ページ37
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《リクエストありがとうございます!》
なんだか今日の私は私じゃないみたい。
思ってない言葉がポンポン出てくる。
「よしの」
「?」
「ここ」
座っているソファのすぐ隣をぽふぽふ叩くと、吉野は一瞬びっくりしたけどすぐまたしっぽを振って隣に、
「っ、?!」
……ではなく、身体を軽々と持ち上げられて向かい合わせに吉野の膝の上に乗せられた私。
みんなにガッツリ見られてるし、さすがにちょっと恥ずかしくなって立ち上がろうとしても、ガッチリ背中に腕を回されてホールドされていてビクともしない。
このほっそい腕のどこにこんな力が眠ってたの。
「Aさんは今日は珍しく甘々さんなんですか?」
「……バカにしてる、」
「ぜーんぜん?」
可愛いなぁもう、と頭をぐしゃぐしゃに撫で回す吉野。
いつもだったら絶対嫌だけど、なんだか今日は別に嫌じゃない。
なんならちょっと、その、……嬉しい、かも、……。
「んふ、Aさん喜んでる」
「別に喜んでない」
「ホントに?」
「……ホントに」
「ウソ(笑)」
「ゔぅー、ほんとにー、」
「はいはいはい、(笑)」
ゔぅーゆわない、と吉野は私をぎゅっと抱き寄せてポンポン背中を叩く。
……あぅ、背中、……すっごい落ち着く、
「……んふ、眠たくなっちゃったの」
寝てていいよ、と吉野の喉元からダイレクトに伝わる低めの声に、一瞬で瞼がくっついた。
「「「(……あれ、俺ら何見せられてんの??←)」」」
まぁこんな日もあっていいよね?
……え?ダメ?()
.
終わり方迷子。ごめんなさい。
リクエストありがとうございます!
先に誕生日ぶっ込んじゃってごめんなさい(汗)
もう完璧に私の好みをぶち込みまくってしまいました。ぐふふ。
こんな感じでよろしかったでしょうか……?
ご希望に添えられれば嬉しいです。
これからもよろしくお願いします!
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ファンダンゴォッ!!な僕らだけのPARADISE→←みかん's birthday
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作者名:L | 作成日時:2020年6月12日 12時