鬼殺隊士達の歪んだ愛。【鬼滅の刃】

胡蝶しのぶ　孤立誘導型　 ページ1

隊士「人の手柄を取って階級を上げているらしいぞ」

隊士「家族を殺したとも聞いたぜ。」


私は、偽りの罪をなすりつけられている。

家族を殺したとか、裏で鬼と関わっているとか。

し「Aさん。今日は。」

『しのぶさん…』

しのぶさんは、私を信じてくれているただ一人の人。

し「浮かない顔をして、どうしたんです？よければ話を聞きますよ。」

そう言って、蝶屋敷へと向かった。


隊士「でも、前見たときはそんな人には見えなかったぞ？」

隊士「見えなかっただけさ。本当はやばい奴なんだろ。だって、
　
　 蟲柱様が言っていたんだぜ？」

───そう言った、隊士の声は私には届かなかった。


し「さあ、Aさん。どうしたんですか？」

『しのぶさん…』

優しく語りかけるしのぶさんをみると、涙が溢れてきた。

し「あらあら、大丈夫ですか？」

『しのぶさん、私ぃ…っ変な噂があって…家族を殺したとかっ色々っ…ﾋｸｯ』

し「そうなんですか…でも大丈夫です。私はAさんを信じますよ…ﾆｺｯ」

『ありがとうっ…ございます！』

私は、微笑むしのぶさんに抱きついた。

し「あらあら…」

しのぶさんもそう言って抱きしめ返してくれた。



し「……私は、貴方を信じていますよ。」

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