タルタリヤ ページ6
タルタリヤ ※受け入れさせようとしてるタルタリヤの話
「ただいま!ん〜……相変わらずみたいだね。毎日言ってるじゃないか、外には君1人じゃ対処できないものが沢山あるって。だから俺は君を守るためにこうしてるんだよ?…そんなわけないって?そうか…じゃあ今度俺と一緒に外へ行かないかい?うん、外だよ!ふ、はは…しっかりおめかししてね?」
何重にもかけられた鍵を丁寧に外し、小さな扉を開いて部屋の中へ入る。ただいま、と呼びかけても反応はなかった。まぁいつものことだから気にすることでもないだろう。布団にくるまって本を読む彼女の頭にそっと手を置くと、こちらを少し睨んでから小さく鼻を鳴らしてまた本へと視線を戻す。小さく笑いをこぼせば、何か癪に触ったのか布団の中に潜り込まれてしまった。
毎日毎日これは君のためにやってるんだよ、そう語りかけても彼女は一向に動じない。外は危険な場所じゃない、自分1人でも身は守れるし俺がいなくても友達がいる…。このままじゃ埒があかない。
_だったら確かめに行けばいいだけだ。名案じゃないか!と笑いかければ、期待に満ちた目をした彼女が小さく頷いた。
ああ、この子は本当に何も知らないんだ…俺が彼女を閉じ込めて続けているから当たり前ではあるのだが。支配欲が満たされていくのを感じて口角が上がる。
さて、出かける前に準備をしておかなくちゃ。新兵を何人か引き連れて、璃月のありとあらゆる場所に配置した。彼女が近くを通ったら襲いかかれ、ただし俺が来るまで怪我をさせるな…異質な内容の任務に混乱しているのが大半だったが、「何か質問かな?」と笑いかければ慌てたように首を振る。
今回ばかりは執行官という立場に感謝せざるを得ないだろう。
さぁ、仕掛けだらけの街で遊ぼうじゃないか!彼女の手をひき、俺が支配するチェスの盤へと連れ出した。
ラッキーアイテム
写真機。貴方の隣で笑う彼の写真が、貴方に安らぎを運んでくれるでしょう。その愛情が、自分の首を絞めることになることは別として。
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柳 - んんんんん゛……!!(好き)んもう性癖にドストライクゥ……(泣)悶え苦しみながら見てます……、万葉の描き方が解釈一致すぎて…ありがとうございます好きです……(告白) (12月2日 0時) (レス) @page12 id: 0ecff74da0 (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - 4号。さん» なんかアルベド推しだったはずなのにな...あれみたいな???くびしめてきて次の日泣いて嫌いにならないでって言ってきそうです好き (2023年1月17日 20時) (レス) id: ce9925ebbb (このIDを非表示/違反報告)
4号。(プロフ) - 莉愛さん» それはよかったですどんどん放浪者の沼に沈みましょう🥳🥳🥳 なんやかんやよくわかんないとこで甘えてきそうですよね… (2023年1月17日 16時) (レス) id: f4a14a0bd6 (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - 4号。さん» 作者様の放浪者がね?いちいち解釈一致で困るんですよ!!!どうにかしてください!!(意味のわからないクレーム) (2023年1月16日 15時) (レス) id: ce9925ebbb (このIDを非表示/違反報告)
4号。(プロフ) - 莉愛さん» お久しぶりです〜 情緒不安定放浪者くん可愛いですよね抱き着くとき首に頭埋めてきそうな感じして大好きです(語彙力)これからどんどんヤンデレになっていくんだろうなぁ🥳 (2023年1月16日 12時) (レス) @page12 id: f4a14a0bd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:4号。 | 作成日時:2022年9月5日 14時