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村上side
隣に座って箸を持ったマルは昨日よりいくらか元気そうで少し安心する。
それからすぐにマネージャーが入ってきて俺らは食べながらこのあとの予定を聞くことに。
それぞれの仕事に合わせてこれから大阪に行くやつ、東京に戻るやつそれぞれで俺は自分の予定とマルの予定を頭の中でリスト化する。
マルも俺もこのあとは東京に戻る。
まぁ、ここからなら東京の方が近いからマルにはちょうど良かったな。
マネの話が終わったところでマルのお皿に目をやると、野菜や果物が減っただけで食べ始める前と大して変わってへん。
まだ箸は持っとるけどそれ以上食べようともせぇへんし、だるいのかさっきよりもぼんやりしとるし···
これ、無理矢理にでも部屋戻した方がええよななんて考えとったら
｢···ごめん。先、部屋戻るな？」
村｢おう、ええよ。1人で戻れるか？」
｢うん、大丈夫···ほんまにごめんな、」
そう言ってフラフラと会場を出ていった。
あいつ、ほんまに大丈夫かいな。
安田side
マネが話しているあいだも話終わったあともマルは少し野菜や果物を口に入れただけで。
やっぱりまだだいぶしんどいんかなぁ···なんて考えとったらフラフラと席を立ったマル。
錦｢なぁ、マル大丈夫かな？」
渋｢めっちゃフラフラやったで」
そんなマルを見てみんなも心配顔。
やっぱ一人にしておくの不安やったから、俺は食事を終わらせる前に席を立ってマルのあとを追いかけた。
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作者名：みるく。 | 作成日時：2018年4月1日 22時
