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村上side
村｢おはよーございまー⋯ってマルか。」
ドアを開けて中に入ると、そこにおったのはマスク姿のマル。
｢信ちゃん、おはよぉ」
村｢むっちゃ早いやん、どしてん」
｢ちょっと確認したいことあって、早く来たんよ」
村｢あぁー、そうゆうことな。てかおまえ、風邪気味なん？」
｢ん〜⋯やっぱ声へん？」
村｢変っちゅーか、なんちゅーか･･･鼻声やな笑」
そういうとマルは、やっぱそうやんなぁーって苦笑いしながらベースを置いて、ごめんな？と謝ってきた。
なんや、なんか謝られる要素あったか？笑
村｢なんでごめんやねん笑 、あんま無理したらあかんで？」
｢うん、ありがとう。」
こいつはほっとくとすぐ無理するからな⋯
注意しとかな。
丸山side
時間の経過とともに少しづつメンバーも集まってきて、全員集まったところでバンド合わせがスタート。
相当鼻声なんか、信ちゃん以外にも、会話する人みんなに大丈夫ー？なんて心配される始末。
体調管理、気をつけてたんやけどなぁ....
鼻声なのは別として、
最初はほんまに少し咳がでるくらいやったんやけど、
1時間、2時間と時間が経つにつれ、だんだん立ってるのがしんどくなってきた。
いつもは重くないはずのベースも、
今はずっしりと体に負荷をかけてきて、
メンバーの奏でる演奏も、やけに大きく聞こえてガンガンと頭に響く。
音が反響してるように聞こえてきて、自分のベースが合ってるのかズレてるのかもよく分からへん。
やばいなぁ、熱上がってきてるのかも。
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作者名：みるく。 | 作成日時：2018年4月1日 22時
