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錦戸side
錦｢マル、」
｢···ん？ なに···？」
錦｢おまえ、今日の態度なんやねん！」
｢え、···僕、なんかした？」
マルはなんで俺が怒ってるのか分かってないのか、少し不思議そうな···それでいて少し様子を伺うような表情で俺を見る。
錦｢なんかもなにも、ちょっと手抜き過ぎとちゃうか？今日の収録」
｢そんな、ことないよ···」
錦｢そんなことない？なら、お前は今日ちゃんと集中して全力出し切ったんか？腕立ても懸垂も···あんなんで本気でやった言うんか！？」
自分でもだんだんヒートアップしてるのが分かる。
けど今日のマルの態度は許せないし、マルなら話せば分かってくれるはず。
大倉side
ス｢ありがとうございましたー！」
収録終わり、亮ちゃんが物凄く怖い顔してマルを引っ張って行った。
俺もみんなより少し遅れて楽屋に戻ると、外からでも聞こえてくる亮ちゃんの怒鳴り声。
まぁ、確かに今日のマルちゃんは少し緩かったななんて俺も思っていて。
それはメンバーも同じだったのか、亮ちゃんが少しヒートアップしてきても誰も止めることはなく、俺も近くの椅子に座って様子を見ていた。
錦｢そんなことない？なら、お前は今日ちゃんと集中して全力出し切ったんか？腕立ても懸垂も···あんなんで本気でやった言うんか！？」
｢···それは、」
錦｢それはなんやねん！はっきりしろや！！」
そう言って亮ちゃんが胸ぐらを軽く掴み、少しだけ勢いをつけてマルの背中を壁に押し付けた。
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作者名：みるく。 | 作成日時：2018年4月1日 22時
