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お兄ちゃんがポートマフィアに入って間もなくして、私もポートマフィアに入る事になった


殺しを辞めたお兄ちゃんに対し、殺しを続けている私は、此処の首領からの勧誘もあり、容易に入る事が出来た




「そなたがAか。愛いのう」




綺麗な声、紅葉色の綺麗な髪、整った顔、着物のよく似合う人




「…貴方は?」



「私か?私は尾崎紅葉じゃ。今日からそなたの世話をする者じゃ」




世話?教育ではなくて?



「何て呼べば…」



「そうじゃなあ…中也には姐さんと呼ばれておるな…」




中也?誰だろう



取り敢えず呼び方はわかった




「おや、中也か。いい所に来た」



中也と呼ばれた男の子は、私と同い歳位だろう。橙色のくるくるとした髪、何処か不安げで、でも綺麗な青い瞳、変な帽子が特徴的




__綺麗だなぁ




彼を見ると、何故か自然に笑みが浮かんだ。不思議だな



「織田A、宜しく」



微笑んで自己紹介をする




「中原中也だ」




姐さんは私達に微笑みかけた




「仲良くするのじゃぞ、二人共」

三→←番外篇 二人が付き合うまでのお話



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作者名:MIA | 作成日時:2017年7月5日 21時

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