二 ページ46
お兄ちゃんがポートマフィアに入って間もなくして、私もポートマフィアに入る事になった
殺しを辞めたお兄ちゃんに対し、殺しを続けている私は、此処の首領からの勧誘もあり、容易に入る事が出来た
「そなたがAか。愛いのう」
綺麗な声、紅葉色の綺麗な髪、整った顔、着物のよく似合う人
「…貴方は?」
「私か?私は尾崎紅葉じゃ。今日からそなたの世話をする者じゃ」
世話?教育ではなくて?
「何て呼べば…」
「そうじゃなあ…中也には姐さんと呼ばれておるな…」
中也?誰だろう
取り敢えず呼び方はわかった
「おや、中也か。いい所に来た」
中也と呼ばれた男の子は、私と同い歳位だろう。橙色のくるくるとした髪、何処か不安げで、でも綺麗な青い瞳、変な帽子が特徴的
__綺麗だなぁ
彼を見ると、何故か自然に笑みが浮かんだ。不思議だな
「織田A、宜しく」
微笑んで自己紹介をする
「中原中也だ」
姐さんは私達に微笑みかけた
「仲良くするのじゃぞ、二人共」
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作者名:MIA | 作成日時:2017年7月5日 21時