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十五 ページ32

「……ごめんね。生憎、戦う気なんて怒らないから、そのまま撃ち殺してよ。

そうすれば、やっと楽になれる」


Aさんの声


いつものような脅しに似た嘘だと思い、身を潜めていたが、抵抗せずに撃たれた彼女


「Aさん!」


彼女の周りに血が広がる


彼女を死なせてはいけない


彼女が死ねば悲しむ者は、彼女が思っている以上に沢山居るのだ


勿論僕もその一人


脆弱な躰だが、彼女の命と僕の躰では、どう考えても彼女の命の方が大切だ


羅生門で彼女を担ぎ走り出す

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作者名:MIA | 作成日時:2017年7月5日 21時

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