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七夕 一 ページ12

今日は七夕。探偵社には少し前から笹があり、それぞれが短冊や飾り付けをした


太宰や敦君、乱歩さんや私等の提案により、事務員の方達と一緒に七夕パーティをする事になり、私達は大忙しだ


勿論、パーティがあるからと云って、依頼を断ることは無い。私と太宰の場合、凡て国木田くんに押し付けておいた


私と太宰、敦君、鏡花ちゃんは、買い出し係でスーパーに来ていた


「鏡花ちゃん何が食べたい?」


敦君の質問に鏡花ちゃんは、豆腐、と一言。鏡花ちゃんは湯豆腐が好きなんだよね


「闇鍋でもしてみる?」


「何言い出すんですAさん」


「いいねぇ!バナナ等のフルーツも買っておこう!」


「太宰さんまで!」


後輩が苦労していようと私達はお構い無しだ


「あ、でも、鍋は暑いかな」


「確かに」


「焼肉にする?」


「了解」


謎の協調性が生まれ、私と太宰は違う焼肉コーナーへと走った


────────────


「僕達は、頼まれた物を買おうか」


苦笑する敦に、鏡花は静かに頷いた

二→←五



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作者名:MIA | 作成日時:2017年7月5日 21時

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