5話 ページ5
Aside
次の日、私は体調を崩し学校もバイトも全て休んだ
翌日には治り学校へ行くと
「あれ?皆、なに見て、、、、」
掲示板に貼られた写真にわたしは目を見開いた
そこには
LIP×LIPとプライベートで接触、ショッピングにて買い物を楽しむひよりちゃんの姿だった
やっぱり、千鶴の言ってたことは本当だったんだ
勿論ひよりちゃんのクラスを覗けば女子は困惑と怒りの表情
そんな重苦しい雰囲気を変えたのはLIP×LIP本人だった、流石だった
けど、私の心のモヤモヤが晴れるわけもなく
苦しくて苦しくて、休み時間トイレで泣き、鏡に写る私は今までで一番ブスだった
でも、1つ分かったのは
あれをやったのは多分千鶴だってこと
千鶴、、、、
今日一日は、、、そっとしておこう
そんな、帰りの出来事だった
帰ろうと下駄箱に向かったときだ
千鶴とひよりちゃんが胸ぐらを掴みがかっていたのだ
千鶴「アイドルに特別扱いされていい気になってんじゃねぇ!!!!」
ひより「いい気になんてなっとらん!!!!」
千鶴「お前マジでバカなんだよっ!!!!」
ひより「バカじゃない!」
千鶴「へらへら二人でお出掛けして写真でもとられたらどうすんだよっ!!!!」
っ、
ひより「撮ったのはちづちゃんやろ!?しかもあんな大事件にして!何であんなこと」
ひより「何で二人を困らせるようなことしたんよっ!」
千鶴「そんなの、お前のせいだろ!!ずっと推しのために生きてきた」
わたしの頬に生暖かいものが伝った、涙だった
推しのために推しのために、全部そう言って命を懸ける日のように推してきた
千鶴「なのにお前がいるせいで!!!!私は悪くない全部お前のせいだ!!!!」
4人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ナウル | 作者ホームページ:http://589289
作成日時:2022年7月5日 21時