糸師冴の師匠が来た

１８話 ページ19

『、、、、、』




明るさに目が痛くなる
眠い中目を擦り無理矢理にでも目を開ける




私の部屋、近くの小さめな机にはメモと水、それから軽食類
メモは絵心さんからで、｢さっさと治せ」とのことだ




『熱は、ないみたいだな』




が、風邪と寝不足で体は怠い
頭は痛いし起き上がらせた上半身をまたベッドへと戻す




ｺﾝｺﾝｺﾝ




『はーい、』





アンリ｢大丈夫ですか？」


入ってきたのは心配そうな顔をしたアンリちゃん



『大丈夫さ、すまないね仕事の方』




アンリ｢いえいえ！第一絵心さんがやらせ過ぎなんですよ！」




可愛いなこの子は




『絵心さんは、恩人だ、、、私にサッカー選手出はなく指導者になると言う道をくれた』

　


アンリ｢Aさん、、、、、」




事故の光景、今でも忘れられない
私を轢いた、あの知った顔の女も、それに関連する男を思い出したことも




『、、、本当、アイツにはもう会いたくないﾎﾞｿｯ』




アンリ｢何か言いました？」




『いや、何でもないよ、、、、ところで、そこにいないで入ってきな、君達』





凛｢お前らのせいでバレたじゃねぇか！」




潔｢んで俺のせい！？」




蜂楽｢しつれーしまーす！」




凪｢、、、、」




御影｢はぁ、」




アンリ｢君たち！」




『お見舞い？』





蜂楽｢そうだよー！」




『ありがとう、もう大丈夫、明日には復帰するつもりさ』




潔｢え！？」




御影｢もう動いて大丈夫なのか？」




『これでも元サッカープレイヤーだ、体力ぐらいある』




凛｢かんけーねぇだろ」




『お、凛心配してくれるのか？兄貴とは大違いだ、可愛いやつめ』




凛｢なっ！」

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