糸師冴の師匠が来た

１４話 ページ15

ﾌﾟﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙﾙ


一本の電話が入る



｢はいもしもし〜」




絵心｢お前早く帰ってこい、仕事サボるな」




｢何いってるんです絵心さん、帰れるならとっくに帰ってるよ」




絵心｢はぁ、五時までだ」




｢親？」



ﾌﾟｰﾌﾟｰ



切られた、、、、え？帰ったら死亡パティーンでは？




まぁいいや




｢で、聞いてたと思うけど私の門限は五時までだぞ」





上を向き私の車イスを押す彼を見る





｢冴」





冴｢チッ、」





こうなった理由を説明しよう！





冴から電話
　 ↓
練習見ろ
　 ↓
私｢オッケー」




今は広々としたサッカー場に


｢感謝しろよ？私も暇では無いんだから」




冴｢勝手に忙しくなりにいったのはあんただろバカ師匠」




｢バカ師匠やめろ」



冴｢俺の師匠ならしっかりやれアホ師匠」




｢アホ師匠もダメに決まってんだろ」




｢はぁ、まぁまずやってみろ」






いつもの流れ、自分コートから相手コートまでを一直線に自分の技などをいれながらのシュート




｢まぁまぁだな」



｢右から左足へのボールの受け渡しが遅い、てか少し高いせいで遅いから気を付けろ」




｢後走るスピードは絶対落としちゃいけないよ」





｢で、さっきの新技か？強そうだけどあんまりやるなよ、見た感じ未完成だしすぐ足捻りそうだ」





冴｢、、、、」




｢冴？」




冴｢いや、こう教えられんの久しぶりだと思っただけだ」




｢ﾎﾟｶｰﾝ」
　

！



｢そうかそうか〜！師匠がいなくて寂しくて堪らな、、、、」



冴｢あぁ」




｢へ？」





冴｢ｸｲｯ」




軽く顎クイをされる




｢!?!??あ、うっ/////」




冴｢ﾌｯ,」




｢な、ななな何笑ってんだ！/////」




冴｢うぶ」





｢〜ｯ,れ、練習しろ!!!!!////」




冴｢ハイハイ」





冴｢(今の顔、良いな)」

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