輝きのセレーネ【月永レオ】

輝きのPrologue ページ2

アイドルを夢見る者が通う場所




私立夢ノ咲学院




何億万ともある星のような輝きをもつ者たちは




日々、ダンスに歌にアイドル活動




もちろん学生なので勉強も、




とっても充実した青春を謳歌していました





その輝きは似たもの同士、たくさんの仲間がいます





吸血鬼




道化師




かみさま



人形師




魔法使い







そして天使や王さま






その者たちに皆々は言いました




｢天才だ｣



｢美しい｣



｢まるで天使の歌声だ｣



と、




自然とその輝きに惹かれていったのでした。





しかし、その輝きは長く続くものではありません





その輝きに反するのもが




妬み



恨み



騙すのです。






こうして夢ノ咲学院は輝きを失いつつあるのでした。





しばらくして優しい彼らは、皇帝陛下となった天使らの革命により




その心を殺されてしまいます。






全てはこの夢ノ咲学院の本来の輝きを取り戻すためでした。






その為に優しい彼らは皇帝陛下の敵となり、





5奇人となり、学院では白い目で見られるようになってしまいました。






毎日が戦場となったステージの上は、






とてもこれはアイドルと言えるのだろうかと






目を疑う者が居てもおかしくはありません。






そんな中ひとりの輝きが残されていました。






その輝きは蜜月のように綺麗な金色の目や長い髪





ステージに立つ姿はまるで女神だと見る者全てを虜にし





その者は皆々から





【月の女神】





と名付けられました。




輝きに愛され





輝きを愛したもの





彼女に手を出すものはいませんでした。





しかし、女神は突然輝きを失いました。





何者かによって殺されてしまったのです。





そしてこの革命は終わりへと向かい、




それぞれの失ったものは一体何処へ行ってしまったのでしょう





この革命は正解だったのでしょうか。





はたまた無意味なものだったのでしょうか。

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