不法侵入 ページ40
蒼｢姉さん〜お邪魔しまーす｣
『お前どうやって入ってきた』
蒼｢レオさんときたから｣
レ｢Aただいま〜その辺にいたから拾ってきた！｣
蒼｢拾われた｣
『あー…はいはいおかえり』
いつものようにきては何故か冷蔵庫に自分の買ってきた物入れてる。
お前ん家の冷蔵庫じゃねぇよ
い｢お、お邪魔してます｣
蒼｢姉さんの友達？まず友達いたんだね初めて知った。弟の蒼太でーす｣
レ｢まぁ、こいつうるさいけどゆっくりしていけよ〜｣
今日はいなちゃんが家にきてるというのにこの有様よね
ため息がでそう
『ごめんね、うるさい奴らばっかりで』
い｢いいんだけども！周りが顔面偏差値高すぎて死にそう｣
『顔は良くても性格終わってるから気にしたら負けよ』
レ｢なぁ、卵とか洗剤なかったの買ってきたから〜｣
『え、うんありがと』
い｢なんか月永くんが月永くんじゃないみたい、家にいるとこんな感じなんだね〜｣
『そうだね、でもこいつ家事できないし』
最近は少しずつやってくれてるけど
い｢それは予想つく｣
蒼｢…ドルオタ？｣
い｢蒼太くん…！｣
『どちらかと言うといなは2.5次元とかだね』
い｢俳優もそこそこかじります…｣
駄目だ。こやつ蒼太にダーメジくらってる
私の周りまともな奴いないな
蒼｢そうなんだ〜じゃあ俺のことも分かるんだ！｣
い｢分かるめっちゃ分かるよ！最近のドラマ出てたし！｣
『良かったね〜蒼太にファンができて』
蒼｢俺もついにファンができるとは、｣
い｢うんうん！古参になるよ〜｣
何だこの空間。
ほわほわしてるんだけど、こんなに穏やかな日々が戻ってくるとはね
あの女優の件も落ち着いた。今どうなってるは知らない
い｢ところでA〜先程の件を話そうではないか〜｣
『やだ』
い｢なんでよ〜？｣
蒼｢何？姉さんやっと結婚するの？｣
い｢ねー、結婚したらいいのに。この間みたいに取られちゃうよ？｣
『そんなこと言われても…』
アイツと結婚するのが想像できないというかしたくないというか
ひたすらに無理恥ずかしい
い｢あんたはアイドル辞めたんだし、公表もしたしもう結婚しかなくない？｣
蒼｢うんうん。そしたらレオさんが俺の義兄さんになるのに｣
『あんたはそれが目的でしょ』
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作者名：うななちゃま | 作成日時：2022年10月14日 0時
