素直になりたいのは君のせい2【月永レオ】 (ページ4)

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弟ページ4

『ただいま〜』

リビングに繋がる扉を開けば、いつものオレンジ頭が顔を出した。なんか見覚えのあるやつが数人いるがな

蒼｢姉さんおかえり｣

泉｢おかえりなさい｣

レ｢遅かったな！おかえり〜｣

『何このメンツ。何でいんの？』

蒼太に泉に謎の組み合わせだ
こいつらが来るとか聞いてない

泉｢俺はこの近くで仕事だから時間余裕あるし顔出しただけ、｣

蒼｢俺は仕事帰り〜。泉さんに会えるとか今日はラッキーかも〜♪｣

『そう、ほら蒼太これあげる。会社の同僚にカフェまで引きずられていけばなんか当たってさ』

バッグの中から取り出し、コースターをあげた

蒼｢あっALKALOIDの白鳥藍良くんだぁ！らぶ〜い♪｣

レ｢へぇ〜ランダム？俺の買わなかったの？｣

『お前の買うわけないでしょ、気持ち悪いわ』

誰が彼氏のグッズ買うかと殴りそうになるも止められた
大体お前が新作のグッズ貰ってくるから家に何個もあるでしょ

蒼｢姉さんありがと、最近藍良くんのグッズ集めてたんだよね〜｣

泉｢Knights推しじゃなかったのぉ？｣

蒼｢最近はESアイドル箱推しって感じですもちろんKnightsが1番好きだけど！｣

あるかろいど？の白鳥藍良くん
ちょうど入れ違いだったため実際にあったことはないけど夢ノ咲の卒業生らしい
レオはあったことあるみたいだけど
その子もドルオタなんだとか。

『ねぇ、私も一応この間までESアイドルだったんだけど？初めて聞いたなそれ、』

蒼｢流石に姉さんを推すのは気持ち悪いから…｣

『あはは殺すぞ〜？』

レ｢そうそう！二重人格みたいなこいつ推す理由無いもんな〜！それで正解だぞ〜蒼太〜｣

『誰が二重人格だって？お前も対して変わらねぇから』

頬をつねり横に引っ張った。
その姿はファンに見せられないような不細工でいい気味だ
楽しくもなってくる

泉｢やめなよぉ、れおくんが横に伸びちゃうからぁ｣

という泉も見ていて楽しそうだ

レ｢ひしゃいはらやめりょっへ！｣

『ははっ何言ってんのか分かんねぇな〜』

レ｢このりゃりょ…！やめろって言ってんだろ｣

『うひゃっ…』

手を捕まれ離された。翠色の目が私を離さない

泉｢…じゃあねぇ俺は仕事いくからぁ｣

蒼｢俺も〜邪魔しちゃ悪いし♪｣

方言い残しては2人して去っていく。あいつら…
このままだときっと、このライオンに食べられる。

レ｢Aこっち向けよ、｣

『離して』

レ｢ばーかやだね、離さない｣