素直になれないのは君のせい【月永レオ】 (ページ49)

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はじまりの合図ページ49

『まじできちまった…』

夢ノ咲を卒業して数週間、本当に私はこいつと暮らすとことが実現した
これから私どうなるのだろうか

私たちより乗り気だった両親たちが家具や実用品など買ってくれて知り合いのツテでいい所に住ましてもらった

レ｢良かったな！お前の仕事も安定するまで手助けは必要だしな〜｣

『うるさい…私だってすぐ稼げるようにするんだから』

それまではレオに頼るしかないが
それはとてもプライドが許さない。一刻も早く安定した収入を……

レ｢なぁなぁ！この部屋見ろよ｣

『ん？何』

レ｢寝室だよな〜！前は狭かったけど広々と寝れるな｣

『は、はぁあああ！？なんで！？やっぱりやだ！帰る！』

これから毎日一緒に寝るとかありえない。
なんで母さんたちそうしたのよ。
家具は自分で選ぶできだった。

レ｢帰るも何も今日からここがお前の家だよ。｣

『そうだった…半分強制的に家から追い出されたんだった…せめて自分の部屋をくれ……！！』

レ｢まぁこの家割と広いから部屋も余ってるだろ〜！俺こっちの部屋が良い！｣

『そう…じゃあここにする…』

選んだのはレオの向かいの部屋
ここが1番色々近いから楽そう
実家から持ってきた私物が入ったバッグを部屋に置いた

レ｢これからよろしくな、A｣

『っ…耳元で話すな気持ち悪い』