素直になれないのは君のせい【月永レオ】 (ページ11)

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恋人らしいことページ11

レ｢25日空けといて｣

珍しくこいつは私の部屋にいる
その辺の外にいたから寒いし回収した

『は、なんで無理』

レ｢え〜だってクリスマスだろ？カップルはイルミネーションとかいくだろ～？｣

珍しく普通の恋人らしならぬことをしてきた

『あ、知らなかった？25日ライブ』

レ｢は、知らない何勝手に決めてるんだ？｣

『あんたに私のスケジュール決める権利はねぇよ、ばか』

まずは自分のスケジュールから管理できるようになりやがれと心の中で思う
いつも泉とか司にされてるくせに
適当にスマホでもいじってると横から手を出される

レ｢じゃあ、24日は！？｣

『そんなにクリスマスに会いたい？両日仕事だ、』

レ｢俺に人権なくないか～？いいもんセナ達と過ごす！｣

凄くレオの可愛い部分とやらが出ているがそういうところは嫌い

『ぶりっこすんな、きもいぞ』

レ｢ちっ…お前の方が可愛くねぇな、口悪女。｣

『は？これが素面で悪かったな、てめぇ八つ裂きにしてやるぞ』

自分では口が悪いのも分かっているが可愛い女の子というものに囚われたくないためいつの間にかこうなった
ただただ素直になれないだけなのだけど
なのでレオに殴りかかろうとした

レ｢捕まえたっ｣

『は、ちょっ…』

殴ろうとした手と腰を捕まれ抱き寄せられた
予想外の出来事にこいつ誘導しよったなと余計腹がたった

レ｢そうだよな。お前3年以外の学年になると急に女子みたいな話し方するもんな～。俺にしかそういうところ見せないのは可愛いぞ｣

『な、何…』

確かにそうだけど

レ｢そうそう、そういうところ…可愛いっていうのに弱いからすぐに赤くなるとこ、可愛い｣

耳まで真っ赤になり顔の全体が熱くなる

『っ…やめろまじで』

レ｢可愛いな｣

『…～っお前分かってて言ってるだろ』

レ｢ん、何が？｣

『都合のいいことしやがって』

絶対わざとだと思いつつ今日はこいつのペースに合わせてやる

『っん…ぅ…しつこい』

レ｢っじゃあ今度のライブ俺の曲使って｣

『はぁ、言われなくても私の曲は大体あんたの曲だし』

軽いキスを繰り返す

レ｢わはは☆そうだったな！｣