ケーキ ページ45
『ただいま〜』
蒼「ねーちゃんおかえり!またレオさんといちゃいちゃして!ずるい〜!」
家に帰ってきたらまたチビが騒ぐ
こいつはどこまでKnights限界ヲタクなんだ。
靴を脱ぎリビングに行った
『お前傍から見れば気持ち悪いぞ』
蒼「なんで!?」
『……ほらケーキあるからそれで許しな』
蒼「まじ!?レオさんと作ったの!?」
『レオは作ってないわよ』
蒼「ねーちゃん1人で!?何?ウェディングケーキの試し?」
『馬鹿なこと言うな』
何故ここまでよく分からない事を言えるな
あの後、少しだけケーキを食べたがどことなく2人では食べれきれないと思ったため残りの半分を分けてもらった
袋からケーキを出した
蒼「なにこれ〜なんでお菓子とか刺さってんの?センスのなさ!ママだいすきが1番不明!」
『あんたには分からないわよ。誰がこれを作ったのか。誰の為だったのか。』
蒼「ねーちゃんついに隠し子できた?」
『あほ!馬鹿!ケーキあげないわよ』
蒼「やだやだ!いる!いるから!」
恥ずかしくなってきたため文字が書かれたチョコを先に食べて証拠は隠滅した
子供向けなのか物凄く甘くて歯が溶けそう
蒼「もしかしてこれ、卒業祝いだったりする?」
『何で?』
蒼「まぁ、ねーちゃんたちそろそろ卒業だし。あと2週間ほど〜?」
『そういえばあんた高校どこ行くの?』
中一の弟にまだ言うことでもないが気になる
蒼「決まってんじゃん!」
『どこだよ』
蒼「私立!夢ノ咲学院!」
そこでドヤらなくてもいいだろ。
こいつも夢ノ咲に行くのか。流石にアイドル科には行かないだろう。
変人が集まる場所だな夢ノ咲って。
59人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:うななちゃま | 作成日時:2022年8月25日 21時