期待はずれ ページ29
他の出演者も心做しか楽しそう
そんなに見たいのか、幼少期
「最初の写真はですね。みんなお馴染みの瀬名泉くんのキッズモデル時代の写真やね」
かわいーと出演者が言った。主に女性
泉「その写真初めてゆうくんとしたやつだ…」
流石にカメラの前なのかキモオタは出ていないようだ
謎の違和感まで感じる
「ゆうくんってなんや〜隣に写ってる遊木真くんのことか〜?それじゃあ今でも仲はいいんや?」
泉「はい、正直夢ノ咲にいるとは思いはしませんでしたけど…」
ざっと他のアイドルたちの幼少期も見終わり
王さまの番を待っていた。正直気になる。あいつこそろくな写真なさそうだけど
「それでは次のお題はですね…」
『え』
嵐「あら、どうかしたかしら?」
バッっと両手で口を塞いだ
「なんやAちゃん〜誰かさんの幼少期見たかったんか?月永くんとか!」
ピンポイントで出されてない奴の名前をだすな!!
『や、やだな〜あれだけ見たら他の人も気になっちゃうじゃないですか〜!』
そう笑って誤魔化した。半分はほんとよ、ほんと
レ「へぇー、俺の写真見たかった?」
『い、いや別に?』
平常心、平常心よ、と心の中で言い聞かせる
ここで素面をだせば終わる。レギュラー番組なんかでボロは出せないんだから
レオの視線が妙に鋭い。こいつ何する気だ
「んも〜仲良しやんな〜おふたりさん!終わったら俺が恋バナ聞いたるわっ」
聞かなくて大丈夫ですまじで〜
『あはは〜そんなんじゃないですよ〜?』
両手で手を振り否定した
冷汗がすごいする。
もう一生テレビになんかでたくない。はたまたこいつなんかと…
59人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:うななちゃま | 作成日時:2022年8月25日 21時