キラキラ輝くアイドルに！【明星スバル】 (ページ10)

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暁の時を超えてページ10

ス｢A！｣

『スバル！』

ス｢ぎゅ〜！！｣

遠くからスバルが走ってきたので受け止めた
勢い余ってくるくると回った
今日は紅月と戦う日。

真｢ほんっとお前ら仲良しだよな〜｣

北｢あぁ、まるで兄妹みたいだな｣

『昔から一緒だもん！』

真｢でも学校とか住んでる場所違うはずだよね｣

ス｢Aはきっと父さんが合わせてくれたんだ。｣

一瞬スバルの顔が曇った気がした。
嫌だよね当時のこと思い出すの。
私とスバルがどれだけ仲良しでも過去は変わらない

『スバル。やめよその話』

ス｢うん。そうだね｣

真｢ごめんねっ！？変なこと聞いちゃった！？｣

『大丈夫だよ〜！ただお互い昔の傷が癒えないなだけ』

あ｢みんなそろそろ時間…衣装に着替えなきゃ｣

あんずが時計を見て言った
開演まで時間はあるがリハでもするのだろう
みんなは着替える為に私のあとを離れていく

『……あんずちゃん？どしたの？みんなのとこいかないの？』

あ｢Aちゃん。中学の時言ってた好きな人って明星くんだったりする？｣

『へ！？な、なんで！？そんなわけ……！！』

あ｢そっか、明星くんのこと好きなんだね｣

みるみる顔が熱くなるのが分かる
どうしようこんなんじゃまともにライブ見れない
今までずっと隠してきたのに……
あんずちゃんはどこか嬉しそうににこにこしている

『〜〜っ！？もうっ！あんずちゃんったら！あんまり人のことからかわないでっ！！』