キラキラ輝くアイドルに！【明星スバル】 (ページ32)

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ロックとノクターンページ32

『ん〜！人生初めてのクレープ甘い…！！』

人生初のクレープに感動を覚えた
1人でカフェは周りにも1人でいる人がそこそこいたので抵抗が無かったのだがどことなく寂しい

こんどスバルにも食べさせよ

ってスバルもさよならするんだったのに何思い出してんの

甘いのか苦いのかわかんないや

『って、あれ……』

顔を上げると見覚えのある制服と人影が見えた
頭の中で思い当たる人が数人パッとでてきた
一気に顔が青ざめ急いでクレープを食べる

晃｢んで、あの件はどうなったんだよ｣

真｢あ、ここ空いてるぞ〜｣

凛｢さぁ？兄者に聞けばわかるんじゃない？｣

ス｢あ、ホッケ〜とウッキ〜も後で合流するって！｣

『……ぅえ……』

会話が聞こえてくると思えば私のすぐ近くの空いていた席に座った
何故！？何故ピンポイントでそこ！？
ていうかそのメンバーなんなの！？珍しすぎやしませんか！？

晃｢ん……なんかあいつの匂いがする｣

凛｢誰？｣

晃｢A｣

ス｢A！？どこ！？どこにいるの！？｣

『っ！？』

真｢落ち着けスバル、｣

心臓がバクバクし始めた
バレるとやばいむやみに外に出るんじゃなかったかも……
とにかく見られないように逃げるしかない

晃｢あそこからするんだけどよぉ｣

晃牙が指さした先には私が座っていた場所だ

ス｢なぁんだ、誰も座ってないじゃん｣

真｢気のせいじゃないのか？同じ柔軟剤使ってる人がいたとか｣

晃｢いや、確かにあれはAの……｣

凛｢……ふーん｣

ひぃぃ……晃牙の嗅覚恐るべしだ
まじで犬だよ！警察犬だよ！警察犬向いてるよ！
危機一髪レジに猛ダッシュで逃げ、店を後にした