キラキラ輝くアイドルに！【明星スバル】 (ページ15)

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しし座流星群の塵ページ15

ということで防音室に来た。先にスバルがきていた。近くで守沢先輩がいたけどなんかあったかな

『スバルもやらない？』

ス｢俺は今日はいいや、Aの見てるね｣

『……そっか』

あっけなく断られしゅんとする

あ｢Aちゃんのダンス中学ぶりに見るな〜わくわくしちゃう｣

『えっ！？中学の頃あんずちゃんに見せたっけ！？』

あ｢実は公園で練習してるの見つけて…｣

『ほんと！？恥ずかし……！！』

ス｢あんずって中学はAと一緒なんだっけ？｣

あ｢うん。それなりには一緒にいたよね｣

『学校では浮いた存在だったから。その時にあんずちゃんがね』

アイドルになるために頑張ってただけなのに、どうして浮いちゃったんだろう。
少なくともあんずちゃんは私の女神で光なの。
音楽を流してダンスを始めた

♪〜

専用の曲を持ってないからいつも同じ曲ばかり
完コピしちゃって飽きたな…
ステップを踏んでいると自分の世界に入り込む

あ｢わぁ……凄い…！Aちゃんダンス上手になってる…！！｣

ス｢Aは努力の天才なんだもん！見る度にAがキラキラしててお星様みたい｣

『えへへっ…ありがとう』

あ｢どう考えてもAちゃん劣等生じゃないのに…｣

ス｢ほんとほんと〜！ドリフェスでは勝てないんだっけ？｣

ドリフェス。流石に1人と複数人とは勢力圧倒的違う

それに、男女の力量なんて女子が圧倒的に低いんだ

『私1人じゃTrickstarにもRabbitsにも届かないんだよ…女の子だもん』

あ｢私！女の子でもAちゃんでも輝けるように応援するよ！Aちゃんは私の中でキラキラ輝くアイドルなんだから｣

ス｢俺も俺も！キラキラなAだぁいすきっ☆｣

『ありがとうっ！私！いつかこれが報われるって本物のアイドルになれるって信じる！』

とびきりスマイルにピースをする
次の曲が流れ、私はまたレッスンに集中した

あ｢…明星くんってAちゃんのことどう思ってるの？｣

ス｢どうって、努力家で明るくてキラキラしてる。俺の中でキラキラ輝くアイドルで…Aを見てると眩しくって胸がきゅ〜っと締め付けられるんだぁ、俺Aのこと大好きだからっ☆｣

あ｢そうなんだ、Aちゃんのこと好きなんだね｣

私はこの会話に気づかなかった