彼女の気持ちに ページ41
"2人には主に、家族全員に基礎知識を教えてあげて欲しいの……"
"あともう3つ2人におねがいがあって"
"あのね、ソンジュには…もしエマが狩りの仕方を教えてって言われたら教えてあげて…"
"ムジカはちょっと痛いかもしれないけど……血と…薬を分けて欲しいの……"
"あと…鬼の言葉を教えて"
なんて言われて俺は、Aが寝るまでひとつずつ言葉を教えていた。
こいつは飲み込みが早いから教えやすい。
ムジカは隣で薬や、血を分けている最中だから俺がとことん教えているのだが…
「ここは、___で……って寝てるし」
ふと隣を見ると俺の腕に寄りかかりすぅーっと綺麗な寝息を立て夢の中に行ってしまった。
ムジカがAの顔を覗き込みそっと前髪に触れ前髪を流す。
「この子…出会った時も10歳ほどだったのに……また10歳よ………前世の記憶を残したまますぐ生まれ変わるなんて何かの使命があるのかしら……？」
俺はムジカとAを交互に見る。
「さぁ…分からねえ…こいつの思っていることなんか手に取るように分かっていたのにな」
俺は軽く笑ったあと空いている手でこいつの頭を撫でた。
「もう…1人で生きていけるんだな……」
だけど本当に困ったことがあれば……助けてやるから……その時はまた……
ムジカがAの中で眠るのを最後に俺も夢の入口へ踏み出した。
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卯月 凛花(プロフ) - できることなら続きが見たいです………！！ お願いできますかぁ？ (2020年1月7日 15時) (
レス) id: d67b470959 (このIDを非表示/違反報告)
にっこり笑顔(プロフ) - まろまろさん» コメントありがとうございます！頑張りますっ！！ (2019年4月18日 15時) (レス) id: 0d32b4e7d7 (このIDを非表示/違反報告)
まろまろ - 頑張ってください！！ (2019年4月18日 15時) (レス) id: b9e42e7531 (このIDを非表示/違反報告)
にっこり笑顔(プロフ) - 加代さん» ありがとうございます♪ゆっくりになってしまいますが、更新頑張りますねっ！ (2019年4月4日 11時) (レス) id: 0d32b4e7d7 (このIDを非表示/違反報告)
加代 - えっこの小説すごく面白い。更新頑張ってください。 (2019年4月4日 11時) (レス) id: a816b5f74f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にっこり笑顔 | 作成日時：2019年4月2日 1時
