14話 ページ16
ミツバ「Aちゃんは、1人なんかじゃないわ。そーちゃんが………十四郎さんがいるでしょ?」
「……!?…」
ミツバ「違う?……確かに十四郎さんは、あなたを突き放したと思うわ。でもそれはAちゃんを思っての事……」
ミツバ「1度言ってた事があるの……
相談されたのよ…妹を突き放しちまったって、それで嫌われたって落ち込んでたの。今なら間に合うわ。仲を戻して………もう一度兄妹としてやり直したらどうかしら?」
「……!?…」
【……嫌だよ。無理だよ……まともに会話も出来ないのにこんな妹要らないよ。ミツバも本当はそう思ってたんでしょ?めんどくさい……そう思ってたんでしょ?】
ミツバ「……!!…お、思ってないわ!!
どうしてそんな事言うの?」
【だってさ、沖田君がいて……大変だった時期に私が勝手に入り浸って、邪魔だったでしょ?】
何故か止まらなかった。思ってないことは分かってるんだよ。でもね、止まらないの……
1度思ってしまったらもう無理なの
兄さんのことを話されたら身体が拒んで
変なことを考えてしまうの。
ごめんなさいミツバ
ミツバ「ゴメンなさい。十四郎さんの話は良くなかったわね。でも、私は、願ってる……あなたがAちゃんが十四郎さんと、また楽しそうに笑ってる未来を……願ってるから……」
ミツバ卑怯だよ………
どうして孫和と言葉を遺していくの……
【分かった……頑張ってみるよ。
また来るね…バイバイ】
私は、病室を出た
出た瞬間銀さんと、すれ違いアフロ?さんが外に出ようとしていた
だから、私は、黙ってそれについて行ったんだ………
そしたら──────────
まさかこんなことになるなんて………
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作者名:moca^^* | 作成日時:2019年3月15日 16時