当日 ページ27
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位階昇級試験 "処刑玉砲" 試合当日。
地下運動場にて、私たち
外野に各チームから一名、ボールが当たったものは外野へ。今回は外野からの生還はなし。
魔術はボールにのみならぱ使用可能らしく、的に直接魔術を使うのは禁止。
位階の高い生徒に当てれば、昇級対象に比例していくらしい。
私はAと書かれた腕章を配られ、Aチームのメンバーを確認する。
「A、私といっしょ！ がんばろうね！」
「ん、クララもAチームだったの？」
「私も一緒よ〜、頑張りましょうね」
「うん。えっと、エリザベッタ……さん」
「エリーでいいわ。私もAちゃん、って呼んでもいいかしら？」
「好きに呼んで」
イクス・エリザベッタ。
なんだか彼女の周りはふわふわしていて、どうも居心地悪い。勿論、いい意味で。
女性らしいとはこういうことなんだろうな、って人。
入間くんたち以外のクラスメイトと話すのは、何気に初めてかもしれない。
サブノックくんはともかく、万年寝太郎のアガレスくんや盗み癖のあるジャズくんとも、ここ数週間口を聞いたことはない。
学校を平和に過ごすには、処刑玉砲を機に仲良くしておいた方がいいかな。
なんて考えていると、突然アズくんが「おぉい！」とヘンテコな声を上げた。
「何だこの組分けは！」
どうやら、入間くんとアズくんが別チームであったことに不満を持ったようだ。
しかしカルエゴ先生は表情ひとつ変えず、「厳正なる力の配分だ」と吐き捨てたあと、整列するようアズくんに背を向けた。
悔しそうなアズくんを宥める入間くんを尻目に、「外野誰が行く？」というジャズくんの質問に乗っかった。
「私行くよ。異論がなければだけど」
「マジ？ じゃあお願いしてもいい？」
みんなもそれでいいよな？ と、ジャズくんの呼び掛けにみんな賛同してくれたおかげで、私は今外野で試合を観戦している。
まずボールを持ったのはBチーム。
だったのだが、誰がボールを投げるか話し合っているうちに、いつの間にかボールはジャズくんの元に渡っていた。
家系能力でも使ったのだろうか。
サブノックくんにボールが渡ったことで危険を察知したのか、ケロリちゃんが氷で防壁を作った。
しかし、あっという間に砕かれてしまい、アウト。
と思ったが、体を張ったカムイくんがノーバウンドでボールをキャッチした。
敵の陣地に侵入してまで。
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ペグ(プロフ) - あまねさん» あまねさん、コメントありがとうございます！ご期待に添えるよう、精進します！·͜· ꕤ︎︎ (5月10日 16時) (
レス) id: a660ffe1a2 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 好きですぅぅ (5月9日 9時) (レス) @page45 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ペグ(プロフ) - めぇちゃりおる.⁠｡⁠*⁠♡さん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます！多忙期により更新が不安定ですが、暖かい目で見守ってください₍ᐢ‥ᐢ₎ ♡ (2月15日 15時) (レス) id: a660ffe1a2 (このIDを非表示/違反報告)
めぇちゃりおる.｡*♡ - この作品読んだ瞬間お気に入りになりました！！更新も楽しみにしてます！ (2月15日 14時) (レス) @page26 id: 094e17a662 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペグ | 作成日時：2024年1月30日 22時
