多分、ハッピーエンド…? ページ10
「え、あ…中也さん…。真逆、記憶が有るなんて云わないですよね…?」
「…記憶は、全部有るな。」
恥ずかしさで気が狂いそうなAを見て、中也が困惑気味に表情を歪める。
「其の、何だ…悪かったな。」
「悪かったじゃないですよ此の莫迦ぁッ…。」
本気で号泣するAの頭を撫で、中也が云った。
「だから、記憶有るって云ってんだろ…。責任は取ってやるから安心しろ。」
「何ですか責任って…。」
其処まで云って、Aがふと気付く。
「…真逆。」
「『俺が大人になったら、俺と結婚してくれ。』…って、幼児の俺は云ってたよな?」
「何も其処までしろとは云ってないですが!?」
「いや、責任がある。あと…」
中也は甘く妖艶な笑みを見せて、云った。
「俺は手前が好きだ。」
「…私を殺す気ですか貴方…?」
「俺は本音を云ってんだよ。」
…二人がどんな未来を歩むのか、未だ知らない。
最後まで読んでくれてありがとう!!→←あ、終わった。(短くてごめんなさい)
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もも(プロフ) - 七巳流さん» ありがとうございます!! (2022年8月3日 12時) (レス) id: 2c3a67174c (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - 完結おめでとうございます、楽しかったです、読んでいて。 (2022年8月3日 12時) (レス) @page11 id: 625ec01e21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2022年7月28日 23時